しるし
しるしの素晴らしさは今さらいうまでもないし、
アルバムにも収録されるようなので、
アルバムに収録されない他2曲の紹介を。
・ひびき
とってもシンプルで聞き触りのいい、
ミスチル初期作品を原点にしながら、
今のミスチル風にアレンジした感じの曲。
それでいて詩がちょっぴりシリアルさがあって、
でも曲調からまったくそれを感じさせないそのバランス感覚がたまらない。
「しるし」のような王道バラードもいいけど、
久々に聞くミスチル初期風曲にはまった人もかなり多いはず。
はじめ聞いた時、真っ先に「my confidence song」を思い出しました。
・くるみ - for the Film - 幸福な食卓
シングル、アルバムに収録されたものとは違う、
ピアノ弾き語り風バージョン。
桜井君が語りかけるような、ボーカルを活かしたバージョンは、
しみじみと心に染み渡るアレンジで、思わずほろっときてしまう。
普通のバージョンもいいけど、こっちもまた別の味わいがあってよいです。
14才の母
この作品については、14才で妊娠してしまい子供を産む、ということに対して賛否両論いろいろあったみたいだが、私は、そのことに賛成、反対、という意見よりか、感動した、というのが意見だ。主人公の未希と同じ14才の私からみて、未希はただただいつも強くてすごいなと思った。この話は未希がある日突然妊娠してしまったことによって、今までの生活とはがらりと変わってしまうのだが、そのことによって様々な困難に立ち向かい、未希は強くなれていくんだと思う。私はいい作品だと思う。また、主演の志田未来ちゃんの演技力が毎回ほんとにすごいな、と感動した。
14才の母‐愛するために生まれてきた‐ザ・ビジュアルブック
14才の母に非常に感動したと言う方には是非オススメです。
が、僕にとっては薄っぺらい内容だったと思います。ほぼ写真だけの内容です。インタビューはなんかイマイチ。でも、ドラマの裏話は結構面白かったです。「ああ〜そうなんだ〜」みたいなカンジです。
14才の母 愛するために 生まれてきた DVD-BOX
放送中、すごく話題になっていたドラマで、私の周りの人たちも、ほとんど全員がタイトルくらいは知っていました。私は一話も欠かさず見ていました。
このドラマは、視聴者によってきれいに「好き」な人と「嫌い」な人に分かれるだろうなと放送中から思っていましたが、ここのレビューを見る限り、実際にそうなったようです。そして、嫌いだと書いてらっしゃる方々の主な根拠は「14才で母親になることはガキのわがまま」だということのようです。ただ、私が思うに、そのような非難は既にドラマの中で主人公の未希に対して、最初は両親から、次いでクラスメイトや智志の母親から投げかけられていました。そして未希は、それらの人々にきちんと向き合い、自分の言葉で誠実に説明をしていました。そこに感動したのは私だけではなかったと思います。確かにその言葉と、演じた志田未来の表情には説得力がありました。未希の決断が本当に‘わがまま’であったかどうかは、子供をちゃんと育てられるかどうかという一点にかかっています。ドラマの中ではその結論は示されていません。
14才で妊娠した少女が出産していいものかということについては、私の身近で現実にそういうことが起こったら全力で反対すると思います。しかし、未希の場合、経済力において実家が裕福な部類に入るので、子育てにおいて本当に困窮した場合は親の支援を仰ぐことができるという点で、経済的には可能であるといえます。(もちろんドラマの中の未希と智志は親に助けを求めないでしょうが。)あくまでもそれは経済力に関してであり、世間体などはどうにもなりませんし、ドラマで描かれていたように14才での出産には身体的なリスクを伴うということは事実です。
私がこのドラマに星5つの評価をしたのは、ドラマのいたるところに思いやりや愛情を見出せたからです。また、未希の妊娠・出産によって、未希のまわりの人たちが良い方向に変わっていったからです。それらは、未希が14才で妊娠するという衝撃的な出来事があって初めて現れたものでした。
個人的に最も好きなシーンは、第3話の最後の未希の独白シーンです。『わたしたちの教科書』のラストシーンもそうでしたが、志田未来は、このような自分の存在を大いに肯定する美しく感動的な‘詩’を、非常に感情を込めて読むことができるすばらしい才能を持っています。このシーンを見るためだけでも、DVDを買う価値があると私は思います。
日本テレビ系水曜ドラマ「14才の母 愛するために 生まれてきた」o.s.t
話題作『14才の母』のサントラが出ました。
重いテーマながらも悲しいシーンや泣けるシーン多く感動した人が多いはずです。
そんな時いつも流れていた曲がこのCDには入っています。
暗闇の向こうに一筋の希望の光が見えるような楽曲であってほしいという願いから制作が始まったCDですが、主に作曲を手がけたのは沢田氏と高見氏。
特に沢田氏の曲はドラマでもよく使われていて、CDの1曲目からおなじみの曲が聞く事ができます。
逆に高見氏の曲はPOPなものが多くて、ドラマではほとんど聞いた事のない曲が多かったです。
音楽だけでも感動を味わえるCD。ドラマが今度どのように進んでいくかは分かりませんが、14才の母で感動を覚えた人なら誰もが再び感動を得る事ができるCDだと思います。