デンジャラス・ゲーム LA大追跡 [DVD]
探すのに苦労しました。観た時は確かピュア・デンジャーとか何とかだったような。でも、印象的な場面が多くてもう一度観たいと思った作品でした。カーチェイスのシーンなど見所は色々あるのですが個人的にはラストが好きですね。ループしてるっていうような感じが。
「最後」の新聞 ~サッカー専門紙「エル・ゴラッソ」の成功~ (ワニブックスPLUS新書)
キーワードは「意志の貫徹」、「マーケットの分析」、「思考の柔軟性」だろうか。それでは、どうすれば良いか、と皆が頭を悩ませるなか、自らの経験を踏まえ、200ページ弱にまとめられている。
習慣とは恐ろしいもので、月曜にジャンプを買うと決めたら何が何でも買う。それが暇つぶしでしかないと分かっていても。その暇つぶしが楽しいから。一度喫ったタバコがやめられないような、そんな常習性を活字メディアは持っており、エルゴラッソはそれをまずターゲットにした。
試合が近くなれば金曜号を買い、試合の後は月曜号を手に取り、気付いたら水曜号をカバンに入れてしまう。いくつかのサッカー専門誌が多様性の迷路に迷うなかで、確固たるターゲットを絞って手段を講じていった。
また、テクノロジーが大幅に進歩し、表現方法は多様性が生まれるようになっている。ただ、新聞がまだ読まれているということは、テクノロジーの進歩に人間が追い付いていない証左でもあろう。そして、その葛藤の結晶として生まれたのが、PCでDTPを行い、輪転機で新聞を刷る、エルゴラッソなのではないだろうか。
だからこそ、人間に対応できるUIが生まれれば、それとともに歩んでいくことができるし、歩み寄ることができる。紙でなければ携帯で、それでもなければタブレット端末で、さらには……。メディアは本来、進歩の可能性に富み、自由な表現方法を生み出すことができるはず。そんなことを思い出させてくれる。
自分もiPhone4を使って論文を読むことはあるが、新聞を読むまでには至っていない。ただ、暇つぶしに新聞を読める端末ができ上がれば、その端末を手に取ることは間違いない。
iPhoneでは足りなかったものがiPhone4で実現された。では、iPadやKindleで足りなかったものは? 来年6月にappleが発表するのか、それとも…。「新聞の未来」はすぐそこに来ているだけに、この書は2011年の道標になる存在なのかもしれない。
ルネサンス・モテトゥス名曲集
はったりも何も無いまじめな演奏といったらよいでしょう。今となっては、廃盤もしかたないのでしょうか。ルネサンス期の声楽曲をこの1枚でというむきには最適な1枚とおもわれますが。