Age35~恋しくて(1) [VHS]
最初は「不倫ドラマ」はドロドロしていてあまり観たくないなと思っていました。でも観てみると見事にハマってしまいました。確かにドロドロはしていますが、それぞれが真剣に恋をしていて感動します。何よりキャスティングが最高です。特に瀬戸朝香の愛人役は素晴らしいです。色っぽいのにサバサバしていて不思議と憎めません。彼女だから表現できた役でしょう。また中井貴一の不倫がバレそうになったときのオドオドした表情は必見です。ピンチな場面の時に必ず流れるシャ乱Qの「いいわけ」の印象的です。
華和家の四姉妹(2) (モーニングKC)
第1巻を読んだ時に、何が変と言って母親が一番変と思いましたが、この第2巻にはその母親がほとんど出てきません。あくまでも四姉妹のそれぞれが描かれていて、これなら何も姉妹の話にするほどでもないではないかと思えるくらい、独立した話になっています。
と思っていたら、後半話はあらぬ方向へ行きそうです。これで2ヶ月後には第3巻を出すだなんて、まるで次を読ませようという策略のようです。
そうしないと読んでもらえない、という程度のマンガなのかもしれませんが。
Age35~恋しくて(4) [VHS]
7年余り前の作品だが、不倫ドラマの傑作!不倫と言っても おどろおどろしい内容ではなく、むしろ各登場人物の 純粋な愛に対する気持ちの強さが 一種 好感を持つと共に 応援したい気持ちになる。純粋がゆえ、ごまかしきれずに バレそうになる各場面での、中井貴一の焦りの表情が微妙で良い味を出している。身に少しでも覚えのある夫婦においては、決して一緒に見てはいけません、きっと冷や汗が出ると思いますよ!笑。それにしても 当時の 田中美佐子、瀬戸朝香も それぞれの役柄に ぴったりハマッテルし、二人とも それぞれの良さ・キャラクターを持った甲乙付けがたい”イイオンナ”であり、当時の姿が見れるだけでも お宝?既に浮気性??(^^ゞ
東京ラブストーリー DVD BOX
本放送は全く観ず、再放送でどっぷりハマり繰り返し何度も観ました。まだまだ日本がバブル景気の影響を受けている頃に制作されたせいか当時の世相を反映しているドラマでしたね。まだまだ高嶺の花だった携帯電話が登場したのもこのドラマでした。原作は読んでませんがリカの天真爛漫なところに元気づけられ、カンチの優柔不断なところにイライラし、最後の結末に涙したものです。何よりキャスティングが素晴らしいと思います。観て、買って損は無い作品です。
あすなろ白書 DVD-BOX
「月9」の中で一番学園色が強かったドラマかもしれません。(最近では「のだめカンタービレ」があるので、双璧と言った方が良いか・・・)
始まりは入試の日。そして中盤を過ぎるまでは完全な学園青春ドラマの原則を押さえ、後半は主人公が社会人になって、結末へと向かう展開になります。
「掛居くん」と「なるみ」と「取手くん」の近づいては離れるストーリーに、「星香」の片思いと「松岡」の特殊な愛が絡む展開。そこに「掛居くん」の複雑な家庭環境と「松岡」の事故が、観る者を夢の中から引き戻すアクセントとなって存在します。
俳優陣では、筒井道隆が「掛居くん」の存在感を重過ぎず軽過ぎずに演じ、世間知らずの「なるみ」を石田ひかりが熱演。また、一番難しい役どころである 「取手くん」を髪の短い木村拓哉が好演し、鈴木杏樹や西島秀俊も好感の持てる役作りでこなして、5人の群像がその状況の重さのわりに、爽やかに描かれた作品でした。
主題歌は藤井ふみやの「True Love」、劇中のBGMはSENSで両者とも秀逸な出来ばえ。特にSENSはどの曲をとっても完成度の高さを感じさせます。
原作は柴門ふみ、脚本は北川悦吏子、演出は臼井裕詞というゴールデンコンビが
放つ名作に、「星5つ」の評価といたします。