アイ’ムホーム (上) (Big comics special)
「アイ’ム ホーム」「俺になりたい男」「セカンド ベスト」は、
最近の作者の家族3部作だとわたしは思っています。その中でも、
この作品が1番面白いと、はっきり感じています。
次々に「ただいま」と言える場所が出てくる展開、そして、主人公の
過去がだんだんはっきりとしてくる様子、新しい妻と子どもと一緒にいる意義とは?息をつかず、読んでしまいました。
最後に考えることは、やはり、自分が「ただいま」と言える場所は
どこだろうかということです。
アイ’ムホーム (下) (Big comics special)
これまでの作者のいろいろな作品を読んで、作者は、登場人物のかき方にくせがある人だなという印象がありました。作者にとって、好ましく思える人物像、好ましく思えない人物像があり、登場人物のかき方にそれがはっきり反映されていて、作者の思想が伝わってきました。
この作品を読むときにも、それは、頭にあったのですが、
最後は、少しいい意味で期待を裏切られたような「ほっ」とした気分に
わたしはなりました。
アイ’ムホーム 遥かなる家路 DVD-BOX
NHKの夜ドラシリーズの中でも秀逸の作品です。放送は見ましたが、DVDが出るのをずっと待ってました。嬉しいです! ストーリーはもちろん、役者陣の演技が光ってます。ストーリーの展開が早く、最後まで飽きさせません。前半は笑いで、後半はシリアス。そのバランスがまた最高。一件の価値ありです。
赤ちゃんが来た
1990年に朝日新聞に連載されたエッセイ。
当時出生率が1.53だったのが、2003年に1.29まで下がっているのが
なんとも時代を感じますが・・・。
妊娠中の性欲のこと、陣痛までの道のり、赤ちゃんの行動などなど
可愛いイラスト付きで楽しめます。
ネコのお話がちらほら出てくるので、個人的に大好きです♪