アイルランド音楽への招待 (音楽選書)
アイルランド音楽の入門書にも数あるが、この本は単なる歴史概略や楽器紹介のみに止まらない。基本的なデータももちろん網羅しつつ、アイルランド出身という立場から見た著者の「ケルトの現在形」が語られている。そこに住むものにしか分からない文化的・歴史的背景を踏まえながら、その「良い面」「悪い面」をありのままに解き明かし、今もなお変わりゆくアイルランド音楽の世界を我々に教えてくれる。物語の引用なども多く、ケルト文化全般に興味のある方にも強くお薦めしたい一冊だ。
ターロック・オキャロラン作品全集:第2巻「妖精の女王」 (The Complete Works of Turlough O'Carolan Vol.2 The fairy Queen)
そっこーーーで眠れます。疲れた時に、とても癒されます。お勧めです。
アイルランド音楽入門―音楽・ダンス・楽器・ひと
守安功氏訳「アイルランド音楽入門」の原書ハードカバー版です。
9-12歳児向けということで、文字も大きく、あまり難しい英語もつかわれていません。
邦訳版のように、文章の誤りを正した脚注はありません。
一部、邦訳版にない写真が載せられています。
歌(詩)が英語版で韻を踏んでいたり、邦訳版の文章は原書ではこうなっているのか!など、英語学習者としていろいろとよい発見がありました。