Tactical Armor Custom ガサラキ
本作は高橋良輔監督も監修しており、アニメ本編と繋がる「その後のひとつの可能性」としてストーリーが描かれています。アニメのファンならそれなりに興味の持てる内容なのではないでしょうか。
しかし、アニメからの登場キャラは一部だけですし、ゲームに合わせた構成により隊員同士の友情等が一番に強調されているので、アニメとは趣が違います。
自分は鏑木にも登場して欲しかったです。
ゲームとしては実に中途半端なものです。
・マップが少なくクリアまでが短い。
・TAの戦闘はオート化されているが、自機も敵機もAIの知能が低く、まるでロボコンの試合を見てるような滑稽さがある。
・グラフィックは悪くないが、カメラがガタガタ揺れる。
・ただでさえシビアな作戦の制限時間が、無線によって操作を固定されて無駄に削られてしまいイライラする。全く同じ無線が二度は入ることもあった。
・デモムービーで入る会話が早過ぎて、まともに読むことができないところがある。
・倒した敵が同じ場所で何回も出現するのも不自然。残り制限時間がヤバくなるだけ。
・シミュレーションの戦闘でシールドパック(TAのHPのようなもの)が消費されてしまうのは変。
タイトルからしても、よくあるアニメを元にしたゲームではなく、TAによる作戦と戦闘を主体としたアクションゲームとして、独立したものを目指したのでしょうか。
しかし、それらの部分が半端な出来ですから、アニメを好きな人が鑑賞物として楽しむ以外に、このゲームにある価値はかなり低いです。
EMOTION the Best ガサラキ DVD-BOX
本放送時のLD、前回のDVD BOXを所有していましてBDマダーと思っていた矢先に廉価版BOX決定・・・ワタシ正直腰砕けです。
でもコレで陽の目を見るならファンとしても嬉しいのでオススメしてみようかと。
先に書いておきますがこのガサラキ2クールで収めるには惜しい内容を無理に突っ込んでいる為、視聴者の努力・脳内補完・各種資料(ドラマCDとかね)の閲覧を同時進行で楽しんで頂く必要があると思われます。いや、無いならそれはそれでどうにかなりますよモチロン。
穀物モラトリアムとかのややっこしい世界情勢やはるか太古の昔からまだ見ぬ未来へ延々と続いていく伝奇モノとしてのストーリー、もちろんリアルロボット物の楽しさもありますが初見の方は主人公のユウシロウとミハル、妹の美鈴、長男の一清、ファントム、そして西田啓をチェックすれば大体はオッケーかと思われます。
後半の自衛隊クーデター話に登場する西田さんはかなり魅力的なキャラでして、あまりのインパクトに本筋を忘れて心酔してしまうカッコ良さはどうなのでしょう?まぁ冷静に見ればアジアン静脈瘤をクーデターのドサクサに乗じて叩き潰そうとしてるんでwwwでもカッコ良いなぁ!東方不敗と並んでサンライズ2大ナイスジジイの称号を与えたい位です。
日曜朝9時半からの放送をリアルタイムで観ていたワタシはガサラキのような辛口アニメを待ち望んでいるんですが最近は"フェイク"ばかり食わされている気がしています。甘党ではありますがたまには辛いモノもガッツリ食べたいです。あ、コレ辛いっすよ、どうですか?。
ガサラキ 1/35 イシュタルMk-2
戦車の砲塔のような頭部などライデンとはまた別のリアリティを求めたデザインは秀逸。
しかし、キットのほうは出来の良いライデンと比べて一歩劣るという印象。
プロポーション再現はそれなりですが、可動範囲の狭さは致命的です。
(昔のアニメはライバル機のキットがある、というだけでも価値はあるのですが…)
もう1点残念なのは装備品の少なさ。
劇中ではライデンに劣らず、豊富な装備があったのですが、
キットに付属するのはギロチンと65mm速射機関砲のみ。
せめてLOSATくらいは付けて欲しかった。
餓沙羅鬼伝承音楽I
TVで放送されていた時から、独特のOPとEDがずっと耳に残っていました。
運よく、在庫が残っていたので、思い切って購入しました。
買って損はない商品です。
きれいな歌声に心が癒されます。
ガサラキ 1/35 ライデンアーマー
肘のポリキャップが見えている以外、極めてリアルな造型です。
最も肘アーマーは簡易な改造で隠すことは十分可能です。
【田宮の1/35ミリタリーシリーズ】と並べても違和感ありません。
惜しむべきは、【ガサラキ】という作品自体の弱さ。
エヴァの劣化模倣と呼ばれても仕方ない内容の陳腐さが、
作品のみならず模型にも影響しているのは何とも不幸ではあります。
コクピットは開閉式で、中に人が入ってますというか、押し込められています。
ゼントラディー軍のリガードに匹敵する程の、アメニティ空間皆無の操縦席は、
模型で手にとって確認する価値ありです。