愛唱歌集
異国で暮らす老母が日本の歌を恋しがるので買った。
日本の歌のCDは由紀さおりとか島田裕子とかが主流だったが
鮫島さんは本場でリートを歌ってた人だけあって
すばらしい。癖のない、素直で澄んだ声であるので飽きないで
聞ける。いろんな類似企画のCDがあったがデンオンの録音のよさ、
選曲、ピアノの秀逸さでこれを選び、今も大満足している。
ブックレットの字が小さいのが唯一の難点。
野ばらの森の乙女たち(1) (講談社コミックスなかよし)
なかよしに百合漫画が乗るということに衝撃を受けて購入しました。少女漫画らしい絵柄や感情表現がとても良いと思います。内容はテンプレどおりというか、百合が好きな人であればどこかで見た事あるようなことがたくさんあります。(特にマリみてや青い花などから影響をウケてる気がする)しかし、逆に言えば王道を行っていて奇をてらわない物語なので百合入門書として良いと思います。
楽勝!ハイパー・ドール6.4
もしパードルの連載が再開されるとなればまたそこの雑誌が潰れる事になるのだろうか? そうなると平成のダーティーペア、引き取り手もままならないことよ。仮にこの先完結まで延々このペースで続けられるとファンも楽ぢゃないね。作者が音を上げるか読者が見放すかのいたちごっこだよね〜。しかし天下のAmazonでどーじんし売っちゃっていーのかよ。
怪談列島ニッポン 書き下ろし諸国奇談競作集 (MF文庫 ダ・ヴィンチ ひ 1-1)
日本全国津々浦々を舞台にした怪談集。
正に怪談物産展といった感じの一冊。
内容は全体的に、正しく「怪談」といったものがほとんどで、グロやスプラッタなど、ハリウッド映画的な「ホラー」を求める方には物足りない出来かもしれません。
逆に、「金田一」や「新耳袋」など、湿っぽい怖さが好きな人にはたまらない出来。
個人的には、「聖婚の海」が、レトロや幻想に惹かれる女子のツボを押さえていてお気に入り。
怖さだけなら、☆2つぐらいですが、好きな人は好きだろうという作品が多いので☆4つです。