生きること
妖しいんですよ。
「パンには餡をいれー!」なんてぶっ飛んだこと言っててかつ妖しいんですよ。
最後に入ってる「オーロラ」なんか、何処かに連れていかれてしまいそうな感じが…そこが凄くいい。でもこの曲何故かライブでやってくれないんですよね。
「パンには餡をいれー!」なんてぶっ飛んだこと言っててかつ妖しいんですよ。
最後に入ってる「オーロラ」なんか、何処かに連れていかれてしまいそうな感じが…そこが凄くいい。でもこの曲何故かライブでやってくれないんですよね。
はたらくカッパ
奇病によって毛の生えた蛙の姿になってしまった父に代わって家計を助けるため
働き口を探す少女アンヌは、ひょんなことからカッパたちが生活する巨大潜水艦の
雇われ料理人として暮らすことになる。深海に潜り巨大蛸や巨大蟹と戦い、航海を
続ける日々。ある日のこと久しぶりに上がった陸地で、アンヌは食料買い出し係に
選ばれる。しかし、彼女が一匹のカッパをお供に始めたおいしいキュウリを
求めるお買い物は、やがてあらぬ方向へと転がりだしていくのだった…。
装丁とあらすじから想像がつくことと思うが、きわめてキテレツかつヘンテコな
漫画である。奇妙な光景に奇妙な人々、奇妙な生き物たちが次から次に登場し、
ときにお話にからんだり、ときに本筋にはまったく関係なくコマの隅っこに
映りながら、それぞれこの突拍子もない物語を彩りながら去っていく。読む者の
心に、とても不思議な後味を残しながら。
この作品に描かれているのは一種の幻想、そう言ってしまうのは簡単だ。
しかし、幻想は幻想でも、ときにものすごくノスタルジックで、ときに身もだえするほどに
蠱惑的な幻想である。まだ何も知らなかった子どもの頃に思い描いた、遠い遠い
ここではない「どこか」の風景。そこで何が起きているのか、そこはどんな場所なのか、
読む者の好奇心を激しくかきたてながら、絶対に届かないことがわかっている、
だからこそ余計に踏み入りたくなる甘い異世界。そういうものがこの一冊の中に
ぎっしり詰まっている。逆柱いみりさん以外のどんな人にも演出できない
とびっきりの不思議な旅行に、少女とカッパたちに連れられて旅立つ人が
一人でも増えることを願っている。
働き口を探す少女アンヌは、ひょんなことからカッパたちが生活する巨大潜水艦の
雇われ料理人として暮らすことになる。深海に潜り巨大蛸や巨大蟹と戦い、航海を
続ける日々。ある日のこと久しぶりに上がった陸地で、アンヌは食料買い出し係に
選ばれる。しかし、彼女が一匹のカッパをお供に始めたおいしいキュウリを
求めるお買い物は、やがてあらぬ方向へと転がりだしていくのだった…。
装丁とあらすじから想像がつくことと思うが、きわめてキテレツかつヘンテコな
漫画である。奇妙な光景に奇妙な人々、奇妙な生き物たちが次から次に登場し、
ときにお話にからんだり、ときに本筋にはまったく関係なくコマの隅っこに
映りながら、それぞれこの突拍子もない物語を彩りながら去っていく。読む者の
心に、とても不思議な後味を残しながら。
この作品に描かれているのは一種の幻想、そう言ってしまうのは簡単だ。
しかし、幻想は幻想でも、ときにものすごくノスタルジックで、ときに身もだえするほどに
蠱惑的な幻想である。まだ何も知らなかった子どもの頃に思い描いた、遠い遠い
ここではない「どこか」の風景。そこで何が起きているのか、そこはどんな場所なのか、
読む者の好奇心を激しくかきたてながら、絶対に届かないことがわかっている、
だからこそ余計に踏み入りたくなる甘い異世界。そういうものがこの一冊の中に
ぎっしり詰まっている。逆柱いみりさん以外のどんな人にも演出できない
とびっきりの不思議な旅行に、少女とカッパたちに連れられて旅立つ人が
一人でも増えることを願っている。
足摺り水族館
つげ義春、逆柱いみりにつながる、夢をモチーフとした不条理系のコミック。
夢モノの醍醐味は、物事の定義や概念、前提となるロジックなどが
融合し、乖離していき、崩壊し、強い不安と恐れ、それでいて未知の部分に対する好奇心と
不思議に高揚する感覚、そうした自分の思考や情動、イメージが作品とシームレスに
混じり合っていく感覚が得られることだと個人的には思っているが
そうした手応えがいまひとつ薄い。「アタマで書いている」という感じが拭えなかった。
作品として完成しきっていない感じを楽しめるかどうか、そこに1300円ちかいお金を払う価値を見いだすかどうか。
残念ながら、いまひとつ、食い足りなかった。
夢モノの醍醐味は、物事の定義や概念、前提となるロジックなどが
融合し、乖離していき、崩壊し、強い不安と恐れ、それでいて未知の部分に対する好奇心と
不思議に高揚する感覚、そうした自分の思考や情動、イメージが作品とシームレスに
混じり合っていく感覚が得られることだと個人的には思っているが
そうした手応えがいまひとつ薄い。「アタマで書いている」という感じが拭えなかった。
作品として完成しきっていない感じを楽しめるかどうか、そこに1300円ちかいお金を払う価値を見いだすかどうか。
残念ながら、いまひとつ、食い足りなかった。
OBANDOS オバンドス LIVE shizuoka 4/6 静岡 2015.04.12(SUN)
1/6 https://www.youtube.com/watch?v=7eC-Ef5LDW0&feature=y... 2/6 https://www.youtube.com/watch?v=XQQQ4amfRIU ...
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