7-The Best Of Stryper-
新譜2曲はヒジョーに渋いです。「あの美しい旋律を誇った彼らはどこに?」「マイケルはもう声が出ないのか?」「彼らはすっかり路線逸脱してしまったのか?」・・・などと、正直戸惑いましたが、この次に出たライブ盤を聴いてビックリ。ボーカル+コーラス+演奏共、現在でも昔と何等変わりない質を保っているのです。なのにコレ。聴きこむと、現役時代最後のオリジナル曲"Believe"から進化している事がわかります。12年ぶりの再結成でこんなのを引っさげて来るとは、恐るべしマイケル・スイート、否、ストライパー。この機会を単なる"同窓会"(reunion)で済まされては勿体なさ過ぎる。
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久しぶりに”歌えるボーカル”を聞きました。時代を感じさせない良い声と演奏に脱帽でした。日本でのライブを是非実現してほしい。
Greatest Hits: Live in Puerto Rico [DVD] [Import]
2006年StryperのOfficialHomepageで購入した物と同じ内容です。が、往年のStryerを知っているファンにとっては以前よりも増した凄いレヴェルのStryperを堪能出来ます。特にTheWayでのマイケルのハイトーンには驚きを隠せません。この前発売された「Reborn」に失望しかけた人、あのStryperは今も健在ですよ。絶対に買いです。
Soldiers Under Command
「To Hell with the Devil 」や「In God We Trust」と比べると、大げさなプロダクションが施されておらず、生々しいロックっぽさが感じられます。(個人的にはしっかりプロデュースされた作品も好きですが・・)
「クリスチャンメタルで歌詞が押し付けがましい」「コスチュームがヘン」等と色モノとして扱われる事の多いバンドでしたが、素直に「質の良い楽曲を美しいコーラスワークで提供していたバンド」だと思います。このアルバムも捨て曲が無くて、お買い得です。
発売時、ある有名音楽雑誌で「ドラムが下手過ぎる!」とレビューされてしまい、それもマイナス評価の一つになっていましたが、全く気になりません。(プロ並みの耳の良い人なら分かりませんが)
星が4つなのは、個人的に「In God We Trust」が1番好きなアルバムだからで、この作品のクオリティ自体は客観的に見て高いと思います。80年代メタルを堪能したい方には、お勧めです。
Murder By Pride
ファン歴の浅い後追いなのですが……一曲目を再生した瞬間から涙が出そうになりました。 フェイバリット作品である2nd、4th辺りを聴いたすぐ後でもこのアルバムは違和感なく聴けます。 マイケル・スウィートのヴォーカル、メロディもストライパーらしさが失われてないので嬉しくなります。