GANTZ PERFECT ANSWER [DVD]
こんな終わり方もあるかなっとは思ったけど。
正直無理やりおさめた形であり、結局謎は残ったまま。せめて3部作にしろよ。
いくら原作が長編であり続いているからといっても。ガンツを2作ではまとめるのに無理がある。
※俳優達は良い演技してました。
旅の途中
以前、ロッキング・オン社から出た単行本「スピッツ」とはまったく毛色の違うもので、
写真もなければ、装丁にお洒落な仕掛けがあるわけでもない。
シンプルに4人への長いインタビューを文章化した真摯な内容。
ファンなら当然知っているであろうこの20年のエピソードに、
当時の彼らが何をどう感じていたのかを細かく肉付けしていくような本でした。
ファンが知りたかった本当の気持ちなどもとても丁寧に綴られてはいます。
・・・・でも、私には違和感がありました。
普段、テレビや雑誌のインタビューで彼らに触れ、
ライブ会場で彼らの生の言葉を聞いているファンなら
最初の数ページを読めば「あれ?」って思うはず。
うーん、この違和感を表現するのは難しいけど
一人称で書かれているけど、どこか文章がよそよそしいんです。
「こんな言葉の使い方、マサムネはしないよ」とか感じちゃうような、
メンバーの血が通ってないような作文みたいな文章なんですよね。
4人それぞれの個性も文章からは感じられません。
インタビューそのままの、彼ららしい言葉で書かれていればなおよかったのに・・・。
ま、これはスピッツのメンバーが悪いわけじゃない。
彼らの言葉を構成して、まとめた人の失敗ですね・・・。
悲しいことに「ロビンソン」で売れたことでスピッツの苦悩ははじまります。
そして模索の中、やっと自分たちの音に近づけたその日に
あの「マイアミショック」が起こる。
でもその事件も、私がファンとして絶対納得できなかったあいのりの主題歌の件も、
結果的にはバンドを良い方向へ導くきっかけとなっているから不思議です。
あれもスピッツがミュージシャンとして残っていく上で必要なことだったんですね。
リーダーはいつもマサムネへの評価を惜しみなく言葉にする人です。
私はそのリーダーの素直さが大好きで、
リーダーのマサムネ賛辞に泣かされたことはもう数知れず。
この本も、最後はリーダーのそんな言葉で締めくくられる。
また今回もリーダーに泣かされちゃったよ。・゚・(ノД`)
この本を読んで、
久しぶりに古いアルバムも聴いてみたくなりました。
GANTZ PERFECT ANSWER [Blu-ray]
映画館で観た時は暗すぎてわかりにくいというのもあって正直微妙でしたが
改めて見ると案外良いです、話もアクションも。
映画館で観た方も是非、DVD等で観直して頂きたい。評価が変わると思います。
というか二回観た方が良いでしょう。GANTZが何なのか目的が何なのか・・・っていうだけでも
原作を知らない人(原作でもわかってないですけど)や初めて見る人にはしんどいだろうに
更に何で多恵ちゃんがターゲットになったんだとか誰だよこいつとか観てて疑問点が多すぎて集中出来無いだろうなと思います。
実際初見はパーフェクトアンサーどころか何だこれはって感じでした。
しかし、ちゃんと観ていたつもりでしたが観てて飽きていたのか(笑)、改めて観るとこんなシーンあったんだと思える箇所も多く
パーフェクトとはいきませんがそこそこアンサーとしてよく出来てました。
アクションもカッコイイです。特に地下鉄。
足の回転が普通すぎたり壁にぶつけられた時の現実的なヘコみ方とかが少しガッカリですがまぁ仕方がない範囲でしょう。
娯楽作品としては十分良かったと思います。
あと原作者も映画褒めてるんだから原作信者はいちいち漫画が〜とか言わないで一つの映画として見るべき
Sound of GANTZ
GANTZを映画館で見たとき、音楽が川井さんって知らなかったんですが、曲が流れてきたら一発で「あっ、川井さんだ。」って思いました。20代位から聞いているのですぐにわかります。エンディングの曲、最高。大概、他のレビューにもあるように主題歌がかかりますが、中にはなじめないものも。曲そのものはいいとしても世界観がちがうことも。ところが、今回は超カッコイイエンディング曲。GANTZ2が待ち遠しくてたまらないような映像にマッチしてて、帰宅後すぐにこのサントラを注文してました。今でもWALKMANに入れて聞き続けています。はやくGANTZ2も見たいし、GANTZ2のサントラも聞きたい。でもこのサントラ以上のすばらしい曲ができるのだろうか。でもそれできてしまうところに川井さんの凄さがあると思います。
とにかくこのサントラ、最高!!!!!