NEOGEOオンラインコレクション THE BEST 餓狼伝説バトルアーカイブズ1
(総合7/10点)
以前所有していたオリジナルの家庭用NEOGEO、MVS基板と比べて遜色無し。
移植度はほぼ完璧といって良いでしょう。
メニューからゲームを選択した直後以外は
ロード時間もほぼ皆無でストレス無くプレイ可能です。
またNEOGEOの「MAX330 MEGA」と表示されるあの起動画面も
バッチリ移植されていて感動しました。
(※また、餓狼3のスーパーモード、隠しキャラ出現コマンドも
そのまま移植されています。)
しかし、オリジナルの品質にこだわりすぎて
対人戦がCOM戦への乱入というアーケードそのままのスタイルになっており、
家庭用(PS2版)としては扱いにくくなっている点が不満でした。
(※例えば餓狼SPでは対戦で勝利したプレイヤーはキャラ変更ができない点や
ステージ選択、時間設定などじっくり対戦を楽しむ追加、修正要素が無いです
まぁ隠しボスのリョウが対戦のみとはいえ、いきなり使えるのであまり気にしませんが)
あと、餓狼1ではやはり同キャラ対戦も出来ず、対戦はテリー、アンディー、東丈の三人しか
選べなかったのも残念です。個人的にSFC版ではめっちゃ強かった初代ギースハワードを使って
烈風拳連発したかったですね。ギースステージBGMも餓狼SPより格好良いですし。
でもCOM戦のプレイヤー1〜2人vsCOMという今でも風変わりなゲームシステムは楽しめました
余談ですが、家庭用NEOGEO版の餓狼伝説SPECIALは発売当時定価28000円(!)でした。
ROMカードリッジの大きさも今のPC用外付けHDD並のデカさで驚いたものです。
まさかDVD-ROM1枚の省スペース、この低価格で
業務用そのままの品質を楽しめる時代が来るとは・・・
・・・上記ソフトを「新品購入」した古参のファンとしては
いろんな意味で感涙モノです(笑)
餓狼伝(25) (イブニングKC)
原作を知ってる人には村瀬に違和感を感じてるみたいですが、原作を知らない自分はこの新キャラは普通に受け入れられました。
ただ、読んでいくとこの村瀬というキャラを強く見せたいのか、弱く見せたいのか、卑怯キャラでいきたいのかと、とにかく中途半端で「藤巻の超劣化版」にしか見えません。
もう少し練ってから新キャラを出して欲しかったです。
新・餓狼伝〈巻ノ1〉秘伝菊式編 (FUTABA NOVELS)
高校生のころからずっと読み続けているこの小説。相変わらず面白い。
前半秘伝書みたいな本がどうのこうのでてきてかったるくなりそうになったけど途中からやっぱりぐいぐい引き込まれた。
今回の話は「プロレスラー最高!!」みたいな感じでした。
しかし現実には存在しない格闘家たちなのにこいつとこいつが闘ったらどっちが強いんだろう?・・とかつい本気で考えてしまうのがこの物語の楽しみの一つであり夢枕獏のすごいとこだとおもいます。
ああ・・早くグレート巽VS堤城平の試合がよみてえ!!!