花かご便 (クイーンズコミックス)
「りぼん」のコミックスはほとんどリアルタイムで読みました。「こんぺいそうのフランソワ」は雑誌連載が終わったときに雑誌よりすこし小さめの、雑誌のような体裁の「愛蔵版」のようなものがコミックスに先駆けて出されて、いまでもたまに取り出して読んだりもします。新刊は気づけば買うといった程度で、本書も久しぶりなのですが、やはり線が変わってしまったことを個人的にはどうしてもいまだに受け入れられないでいます。
天使も夢みるローソク夜 (りぼん おとめチックメモリアル選) (集英社文庫―コミック版)
初めて陸奥さんのコミックを読んだのは25年ぐらい前でしょうか。
かわいいお話や絵に、すっかりファンになってからは
書店に足を運ぶたびに、新刊が出ていないかチェックしてきました。
当時はシンプルな恋愛ものが多かったのですが、
このごろは、そこからステップアップした大人の女性の心を表現されたものが多く、
読者層も30代以上になっているのではと思われます。
細く長く、マイペースで出版を続けていらっしゃるのはうれしい限り。
この作品は、初期のかわいく、シンプルな内容のお話が5つ掲載されており、陸奥ワールドの原点を味わえます。