クリスマス・イヴ
恋人たちのクリスマス(マライア・キャリー)
クリスマス・タイム(バックストリート・ボーイズ)
ザ・クリスマス・ソング(クリスティーナ・アギレラ)
ラスト・クリスマス(ワム!)
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?(バンドエイド→ボブ・ゲルドフ。ミッジ・ユーロ。U2ボノ。スティング。フィル・コリンズ。デヴィッド・ボウイ。ジョージ・マイケル)
ホーム・オン・クリスマス・デイ(シンディ・ローパー)
メリー・クリスマス、ハッピー・ホリデイ(イン・シンク)
ザ・ファースト・ノエル(ホイットニー・ヒューストン)
あなたに楽しいクリスマスを(ベイビーフェイス)
スレイ・ライド(TLC)
天使たちのクリスマス(バーシア)
神の御子は今宵しも(TAKE6)
ホワイト・クリスマス(ステイシー・オリコ)
ドント・セイヴ・イット・オール・フォー・クリスマス・デイ(セリーヌ・ディオン)
マイ・オンリー・ウィッシュ(ブリトニー・スピアーズ)
とっておきの愛(グロリア・エステファン)
サイレント・ナイト(ボーイズIIメン)
知っている歌手・曲がいっぱいで、クリスマスシーズンを前にすでに車内でヘビ・ロテ中です。歌手の説明・歌詞(日本語訳)も付いてます。
クリスマスに少女は還る (創元推理文庫)
いわゆるミステリーの多くは、読者を驚かすトリックに重きを置くゆえ、人間ドラマとしての感動は浅くなりがちである。名作と呼ばれるものであっても、読後、心の深い部分に響くものはほとんど無い。それはそれで、何かしらの知的楽しみがあれば十分役割を果たしているのであろう。
しかし、まれに、ミステリーとしてもきっちり成立していて、なおかつ謎を最後まで明かさない事が文学的必然になっている、奇跡のような作品が存在する。本書がまさにそれである。
少女の誘拐事件を縦糸に、現代の宗教観や医師の守秘義務、登場人物たちの深い心の傷等を横糸に折込み、涙なしには読めない最後の衝撃までなだれ込んでいく。
スケールは違うが、神の不在を宗教者が噛み締め、しかし神を否定できないリアリティなどは、あの「薔薇の名前」にさえ匹敵する。
あ、決して、とっつきにくくないですよ。連れ去られた少女たちのホラー映画趣味なんかは、なかなか笑わせてくれます。
クリスマス・ソングス
日本人の歌う英語には、たいていがっかりさせられるので、
これを聴いてちょっとびっくりしました。
こんなにさりげなく、心地よく、耳に入ってくる歌があったことに。
初めから終わりまで、ささやくような声と、
スローで控えめなピアノ、ベース、パーカッション、ギターによる編曲が、
お洒落でとても落ち着きます。
最後の、全て葵さんの声のア・カペラによる Silent Night は絶品でした。
ア・カペラの曲がもっと入っていれば、よりクリスマスらしかったと、
ちょっとだけ残念でしたけれど、
仕事をしながら毎日、くり返し聴いています。
ももいろクリスマス in 日本青年館~脱皮:DAPPI~ [DVD]
自分を含め、このライブに実際に足を運んだ人たちが
そろって言うことは、あまりの盛り上がりっぷりに我を忘れ、
実際楽しかったんだけど、何をやったのか記憶が無い
ということです。だから、当時の熱狂の記憶が蘇って来て
何度見てもすばらしいと思えます。
これは、大物アーティストのようにドームで何万人も集めて
やったライブとは違い、日本青年館という1200人の小規模の施設に
超満員で開催されたので、会場全体のまとまりがハンパないです。
それがこのDVDからも感じ取ることができます。
ファンはもちろん即買の品なんですが、しゃべくり007
のようなメディアを通して彼女たちの存在を知った人たち
にも、ももクロ入門としては集大成的な総合ガイドと
なることでしょう。
他のレビュアーの人たちも言っていますが、ライブイベントに
参加できない地方の人たち、youtubeなどの動画サイトを
通してでしか見たことのない人たちにとっては、アルバムを
出していない彼女たちの曲をまとめて聞くことが
できるのは、現時点でこのDVDだけです。
また、人気沸騰してからというもの、イベントに参加して前列で
クリアにライブ中の彼女たちを見るためには、開場3時間以上前から
苦労して長時間並んで待たないといけません。
そんなわけで、このDVDが新品で3千円以下で手に入るなんて、
お買い得にも程があります。
ももいろパンチのリアルに歌って無さは多少気になりましたが
彼女たちが音声入り音楽に併せて歌っていることは
みなさん承知だと思うので、そういうものだと思って見れば
大したことないです。
個人的にこのライブで一番の見どころは、アンコールで歌われた
mihimaruGTのカバー「ツヨクツヨク」だと思います。
もはや彼女たちの定番曲となっていますが、ここまでクリアな
デジタル音源として出てきたのは初であり、サビの百田夏菜子
パートは非常に聴きがいがあります。
DVD化にあたって、ワムのラストクリスマスのカバーや
高城れにがオレンジノートの曲紹介での歌詞を間違えてしまい
それに気付いた玉井詩織が噴き出してしまうNGシーンや、
休憩中に流された変顔などテレ朝動画ももクロchanの宣伝映像
がカットされていましたが、その辺はうまいこと編集してありました。
最後になりますが、これは本当に良くできたDVDですが、
やはり現実のコンサートとはレベルが違います。
ほとばしる汗、湧き立つ湯気、会場の熱気、ステージから響き渡る
ブーツのタップ音などは、残念ながらこのDVDでは再現
しきれていません。
このDVDを観て楽しめた人たちは、実際に都内で開催される
週末ライブ会場に足を運んでみるべきです。
そしたら、なぜももいろクローバーという、こんな素人のような
グループが熱狂的信者を集めているのかという理由がよく
わかると思います。それだけDVDと現物は違います。
とにかくこのDVDはパッケージといい、付属の裏方映像集ディスク2
といい大変満足のできる内容です。
未来の想い出 Last Christmas [DVD]
下のレビューに原作無視の駄作とありますが、この作品は、藤子氏から、「未来の想い出」というSFを、という話だけをもらって森田氏が脚本を書いており、藤子氏の原作漫画は、脚本よりも後に完成しています。
作品としては、平凡、好みによっては快作くらいの評価が妥当でしょうが、事実誤認でレッテルを貼られるのは、森田氏が不憫ですので、ここに記しておきます。