サクラ大戦 15th Anniversary 太正浪漫グラフ (ファミ通BOOKS)
帯の『蔵出し資料』は、ごく少量、
全体的に、ゲームの色々なシーンをちりばめたものですので、
ファンが思い出に浸るのには悪くないと思うのですが・・・
なんといっても、価格が・・・
DVDが付いているからでしょうか?
ただ、それも、弾き語りはいいのですが、
それ以外は・・・
特に、PC版のプレミアムエディションを持っている方ですと、
OPの映像集とかのありがたみは薄いです。
対談とかもいいですが、やっぱり、
各々のキャストのコメントがもう少ししっかりしていた方が・・・
欲を言えば、キャストコメントに、
サブキャラや敵キャラのキャストコメントも欲しかったです(1の設定資料集の様に)。
巻末のMANIAXの中の、
個性的な料理ランキングの3位に入っていた
「もしものゴハン」
には、大いに笑わせていただきました。
価格が2/3なら、☆4つなのですが、
やっぱり、中身と値段が釣り合っていませんので、☆3つで。
サクラ大戦TV DVD-BOX
ゲームでの話の設定とは、かなり異なるので、
コアなファンには嫌がられる部分かも知れませんが、
むしろゲームの話とは切り離した潔さが
単体のアニメストーリーとして完成度の高いものにしていると思います。
主人公である、さくらが苦悩しつつ成長していく姿と
徐々に仲間とうち解け、まとまっていくストーリーは、
素直に爽やかで感動的でした。
ゲームでは、プレイヤーが主役で、
恋愛ゲームの要素がありましたが、
このアニメでは、全くその妄想的な空気がなく、むしろ清々しく、
しかも人間関係に妙なリアリティが溢れて、
実はなかなかの佳作だと思います。
サクラ大戦 4 ~恋せよ乙女~ 初回限定版
何かと批判的な感想が多いサクラ4ですが、私はそうは思いません。
ゲームの短さは、今までの1、2、3は長編アニメであり4は映画版みたいなものなのです。そう考えると今までのような次回予告がないのもうなずけます。それに、この4の最大の魅力はラストのエンディングに尽きます!1,2,3をプレイしているファンにとっては涙なしには見れないラストですよ。
製作期間が短かったなか、これほどのゲームを作ったのはセガがサクラ大戦に対し強い思いを持っているからではないでしょうか?そこらへんは評価に値すると思います。
サクラ大戦3 光武F ロベリア機 SK24
サクラ大戦のこの光武のプラモはほぼ全部買いました。
同じ価格のガンプラに比べるとやや小さめのプラモですが、
手足の細かい可動部などもしっかりと作られていて好印象が持てます。
作るのに大体1時間〜1時間半くらい(塗装なしで)要します。
ただプラモ初心者の方に注意して頂きたいのが、
このプラモは見本があまりにも美し過ぎて、実物とは比較になりません。
ガンプラ以上に見本と現物の差がありますし、実際は本当に単色の
プラスチックのパーツの組み合わせという感じになります。
デカール(シール)もさほど上手くは貼れません。
塗装前提で組める方はいいのですが、「塗装はしないけれど、
カッコイイ光武のプラモが欲しいんだ!」という方はくれぐれも注意
して下さい。その点を除けば、サクラファンという、バカ売れはしそうにも
ない層をきちんと大事にして生み出された非常に良いプラモデルだと思います。