秘めたる空戦―三式戦「飛燕」の死闘 (光人社NF文庫)
非常におもしろい本です。空戦シーン以外がこんなに魅力的な空戦記は初めてです。随分とこの種の本を読みましたが、個人的に目下No.1ですね(^^)
機体に関する技術的な点で、アレコレ間違ってるという読者もいるようですが、そんなことどうでも良いじゃないですか(^^)飛行機なんて同じ三式戦1型乙でも(他の軍用機であっても)微妙に改修につぐ改修を繰り返しているんですから。
103中隊が実在かフィクションかの結論もでていない位ですので、醒めた目で見ないで、楽しんでみることが良いと思います!
飛燕独立戦闘隊―103rd.Indep.F.Co. (MGコミック)
まさに、編隊空戦とは何ぞやというテーマを、描ききった作品。
やや、空間認識が必要とされるので満点をあげたいところを、星4つで我慢。
空中戦というのは、自機のポジショニングいかんで全てが決するというものなのだということが分かる作品です。
ミサイルのない時代だからこそ、空中での編隊維持や自機の操作が重要とされたというところでしょうか。