刀と鞘
漫画「無限の住人」イメージ曲のシングル版。
アルバム版がとても良かったので桜下音頭目当てに購入。
この桜下音頭については「無限の住人」原作者が歌詞を担当。
曲調がアルバム収録曲とは少し違い、爽やか。桜並木の映える風景と人々の喧騒が浮かんでくるよう。
自分は辻斬り小唄無宿編と同じくらい好き。
無限の住人
最初劇画のイメージアルバムと言うことで少々控え気味に感じましたが、なかなか味わい深い
内容だと思うようになりました。 まず和のテイストが非常に色濃い
「蛮カラ一代記」や「辻斬り小唄無宿編」のような”大江戸”感じさせる従来にはないような曲が
あるのが特長です。 和嶋のじょんがらギターソロもふんだんに聴ける曲が多く、詩の内容でも
注目すべき点が多いように感じます。 和嶋の書く詩が良いのはもちろんのこと 鈴木が書く曲も
すばらしい!!
「晒し首」は 生ある物、やがて朽ち果て土に帰るという深〜い内容。
「刀と鞘」 刀と鞘は対をなしてないと役に立たない これは鈴木と和嶋の堅い結束力を表して
いるようにも感じます。
アルバム後半二曲はうねりのある従来の重厚感漂う作品 総じて捨て曲が一曲もなく、聴くほどに
味わいのある作品になっています。 個人的太鼓判!!
楽園 Le Paradis 第7号
さて今回も良かった作品の感想をダラダラと書きます。
仙石寛子先生の『夜毎の指先』『真昼の果て』
前号とは逆で巻頭近くに前者、後半に後者が載っています。「姉と弟」もの、良いです。弟を想いつつも、だからこそ現実を見ている姉の姿の表現が上手です。もうひとつは、奇妙な三角関係(?)を描いた作品。大きな動きは次回以降でしょうか。
kashmir先生の『てるみな』
不思議な世界を描いた作品。ヒトがおサカナの顔に・・・と書くと、ジブリのあの作品を連想するかもですが、そちらではなく、これはクトゥルーですね。
木尾士目先生の『Spotted Flower』
今号で一番笑った作品。子どもの名前を付けてもらうためにおばあちゃんの元に行くのですが、候補に挙がるのがどこかで聞いたような名前ばかり(と言いつつ、半分も分からなかった・・)。や、というか、それよりも! このおばあちゃんはアノ作品の?『サマー・・・・』のあの方にうりふたつ。
シギサワカヤ先生の『おわりのことば』
何か聞いた名前だな、と思っていてやっと思い出しました、過去作の関連作品だ、と。大人の作品です。
全作品に目を通すのですが、楽しみにしている作品のみ取り上げました。
ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)
巻末にレビュータイトルの内容について作者が書いてくれています。
内容は『面白いっ』
物語最後のページの終わりから2コマ目は作者に感動してしまいました。
上記のひとコマから頭を駆ける情報が気持ち良く最高の読み終わりです。
買うのを悩んでいる方へ
・面白く無いから打ち切りになって2巻というわけではありません。
・冨樫義博先生の『LEVEL E』好きですか?好きなら買って損なしです。
2番目はあまり深く考えないでください。
面白いので是非買って読んでみてください、おススメです。