フィラメント~漆原友紀作品集~ (アフタヌーンKC)
『蟲師』で有名な著者の、18編からなる短編集です。
「古き佳き」という言葉を彷彿とさせる本、なのだと思いました。
短い話が多いのですが、一度に読んでしまうのではなく、
ちょっとずつ、味わうように読むのもいいかなあと。
そんな本です。
トライアングル オリジナル・サウンドトラック
上原ひろみさんのFlashback目当てで購入しました。
ドラマで使用されているのは長くても2分程度でしかも歯切れのいい終わり方をしているので
「2分ちょいの曲だったら切ないなぁ〜」とか思っていたのですが約6分30秒の大作です。w
もちろんガッツリひろみさんらしいソロパートがありかなり聞き応えあります。
フラッシュバックは記憶に関する現象ですが時間を行き来するという意味においては
「Time Control」で試されたアプローチが見事にいかされているような気がします。
サントラ全体の感想ですが
サントラ通の方がドラマとの関連性とか含めてどういった評価をされるのかわかりませんが
収録曲のテイストが幅広いのにまとまりがあってとても楽しんで最後まで聴くことができました。
なかなか面白い作品になっていると思います。
澤野さんのお名前はもちろん知っていましたが、林ゆうきさんを初めて知りました。
劇中に多様されている「cocoon」は林さんの作品。とてもいい曲を作られています。
メジャー作品への参加は今回が初のようですが、この先大活躍されるのは間違い無いと思います。
ドラゴンランス秘史 時の瞳もつ魔術師の竜
この本は一連のドラゴンランスシリーズの中の秘史(ロストクロニクル)シリーズの最後の1冊です。戦記(クロニクル)と言われる最初のシリーズの5巻と6巻の裏側での出来事をレイストリン・マジェーレの行動を中心に語られます。フィスタンダンティラスとのやり取りや、鮮血海を脱出してアスティヌスの元で起きた出来事も空白でしたが語られる事になります。赤ローブ(中立)だった彼が黒ローブ(悪)をまとうようになった真相も…。
新規読者でもある程度楽しめると思いますが、ターゲットは、やはり一連のドラゴンランスを熟読してる読者です。戦記(クロニクル)、伝説(レジェンド)シリーズを読んだ方には是非ともお勧めしたい一冊…というか、この本だけでなく、秘史シリーズであるドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜、ドラゴンランス秘史 青きドラゴン女卿の竜も合わせてお勧めしたいです。
これでドラゴンランスのアンソロジー翻訳は終わりでは無いと思いますが、まだまだ面白いシリーズがたくさんあるので是非とも翻訳して欲しいです。
TVサイズ!ウルトラマン全主題歌集
新しい順に、TVサイズでウルトラマンの全主題歌が収録されています。
ウルトラシリーズを全部見ていたわけではないのですが、聞いていると、「あ、聞いたことある!」と言う曲も多く、自然に耳にしていたんだなあと驚きました。
TVサイズなので、多少物足りなく感じますが、歴史が長い作品だけあって、歌手さんの幅も広く楽しめました。
テレビでウルトラマンを見て育ったと言う方は、歌に続いてテレビで見た感動の場面が目に浮かぶんじゃないかな。
氣志團現象3 朝日の中のレクイエム [VHS]
メジャー・デビューでビデオを3本出すのも凄いけど
音楽性の幅広さは凄いです。
ヤンキーなルックスに騙されてはいけませんよ!
演奏はとても上手だし、言うこと無しです