お金と英語の非常識な関係(上) 神田昌典&ウィリアム・リード、スペシャル対談CD付き
神田さんの本を読むのは、5冊目ですが、この本の内容は、あまりにも読者の立場(英語学習に苦労し、かつ起業に興味のある社会人=ほとんどのビジネスマン)に立ちすぎで、本質を外しています。この本のタイトルを「英語を利用してとにかく金儲けにチャレンジするにはどうすればいいか?」とすれば、まだ理解できます。少なくともまじめに英語を学んでいる、これから学ぶ人が読む本ではありません。
例として考えてください。アジア圏の国々の観光地のみやげ物売り場に行くと日本語を話す店員が多いことに驚いた事のある人は少なくないと思います。彼らは、物を売るために独学でカタコトの日本語を学んだのです。しかし、彼らは、物を売るための日本語は知っていますが、日本という国、日本人を正しく理解していないし、ましてや政治・文化についての議論もできない。
もし、その程度の英語力でもいいから一旗あげたい人には、良いきっかけになる本でしょう。でも本当の意味でコミュニケーションをとりたいと願って英語学習を続けている方、始める方には、この本を鵜呑みにしてはいけません。個人的は、後者の人が増えることが日本の将来にとって本質的な意味で望ましいと思っています。
夏草の賦 (下) (文春文庫)
長曾我部元親のものがたり。
作者は、元親を、臆病さが生み出した、智謀の将としている。本書の前半は、謀略の限りをつくした土佐統一戦を、正室の菜々の視線を交えて語られる。ここでは、元親の腹黒さと対照的に、菜々が、天真爛漫な女性として描かれている。
元親は、四国統一から天下へ向けての夢想のため、戦乱をかけぬけた英雄であるが、信長からは、鳥無き里のこうもりとして軽んじられ、秀吉からも、天下人たる器量なしと断じられていたのが興味深い。
後半では、20年かけて苦心惨憺切り取った領地は、秀吉との戦に敗れ、あっさりとりあげられてしまう。元新の、秀吉という大きな器を見せつけられた衝撃、夢半ばで目覚めさせられた悲嘆は、想像に難くない。秀吉政権下にあって、恭順の姿勢に変わっていくのだが、折々に見せる悔しさは痛々しくもある。
元親と嫡男 信親の挿話は感情移入してしまうこと必定で、島津征伐での信親の最期は胸がうたれる。つづく菜々の逝去も相まって、元親が愚人と化してしまうのがもの悲しい。登場人物が魅力的であればあるほど、その死は痛ましく、元親が、お家断絶の引き金を引いてしまった事情が鮮明になる。
長曾我部盛親が主役の『戦雲の夢』とともにいつか大河ドラマ化して欲しいと思う。
アイネックス 交換用フィルター 120mm用 CFF-DF120
交換用フィルターとして2つ購入(1つは予備のつもりで購入)
1つにつき1枚と思っていたのが1つのパッケージに2枚フィルターが入っていたのでちょっと得した気分でした
ちょっと厚みが薄いのかフィルターの目が粗い感じがします
ただ、枚数が2枚だったのでフロントファンとケースの隙間に挟んで使用もしてますが厚さが薄めなのでファンに接触することなく使用できています
使用し始めてから1ヶ月してからケースを開けてフィルターを覗いてみたら埃でうっすらと変色していたのでちゃんと埃は取れています
交換用フィルター以外にも使用していて2枚組みで価格も安いので☆5つです
Lockheed Blackbird Family: A-12, YF-12, D-21/M-21 & SR-71 Photo Scrapbook
SR-71を筆頭にBLACKBIRDS-FAMILYの筆者で有名なのは、JAY MILLER・JAMES GOOGALL・PAUL F CRICKMOREでしたが、近年TONY R LANDISが精力的に頑張っておるようです。情報的に2000年初頭のころにひとつの大きな動きがありました。それ以降はあまり有力な情報が無かったのですが、この本はやっと白黒でしか見てこなかった写真がカラーになったりしているようです。M-21のLCOのコックピット写真は初掲載だと思われます。
ファイナルファンタジーIV
かつての名作が中途半端なボイス演出とやたら強いボスとで台無しになっている感じです。
どれだけレベルを上げようが、倒し方を知らないとまず倒せないボスというのはいかがなもんでしょう;
しかも中ボスですらない、イベントボスですら正面から戦っては勝てません。序盤はそうでもないんですが、中盤以降は投げ出したくなります。
公式攻略本でレベル17で倒せるはずのボスにレベル30で挑んで瞬殺されましたw
ゲームバランスが破綻している様子です。3の方がまだよかった;
戦略性に富んでいるといえなくもないですが、言い方を変えれば攻略本買え戦略でしょうか。
攻略本必須なゲームって、やっぱダメじゃないのかしら(-_-;)