司馬遼太郎原作 竜馬がゆく CD-ROM
司馬遼太郎の名作「竜馬がゆく」のCD-ROM。竜馬の活躍を映像(写真、手紙など)、資料、年表を見ながら追えます。
小説を読んだときは時間軸がうつろで、ただ竜馬の活躍に心を揺さぶられてましたが、CD-ROMの年表を見ると、実際のいわゆる竜馬の活躍は28歳から享年の33歳までたったの5年間でした。驚きました。
たった5年でこれだけ忙しい人生を送ったなんて、時代が時代ながら奇跡的!やはり竜馬はすごい人です。
小説とはまた別の「竜馬がゆく」を楽しめます。お薦めです。
NHK大河ドラマ 龍馬伝 完全版 DVD BOX―3(season3) [DVD]
亀山社中結成からお龍との新婚旅行までの全10回。
2部延長の余波で「詰込み過ぎ急展開」が
非難対象になったというのは分かる。ただ、
それを差し引いても主演の福山雅治は勿論、
香川照之(岩崎弥太郎)、伊勢谷友介(高杉晋作)、青木崇高(後藤象二郎)、
桐谷健太(池内蔵太)、蒼井 優(お元)に原田泰造(近藤 勇)…各俳優の
名演熱演を挙げればキリがない。ことに谷原章介演じる桂小五郎は
実際もこういう人物だったのかな、と感じさせる風貌と貫録が圧巻。
藩に頼らず、自分達で社中を立ち上げた龍馬。
武士の拘りを捨て商人の道を突き進む弥太郎。
そして幕府に頼らず独立割拠する高杉・桂ら長州勢。
皆己で考え、独立自尊の精神で生き抜いてきた。
それは演出・美術らスタッフ陣の仕事ぶりにも通じ、この作品ならではの
リアリティに満ちた独自の世界観を創り上げている。
真摯に生きるとは…という問いを極限まで突きつめれば、こうなるのかも。
維新の嵐 疾風龍馬伝
「維新の嵐」と聞くと、懐かしいPC-98版のリコエーションゲームを思い出します。
膨大な登場人物で、データも豊富、とにかく大変なゲームでしたが、時間をかけて取り組みました。
その系譜を継いでいるこのゲームも、多彩な登場人物をいかに説得していくか、
その点が最大のポイントであり、ゲームの売りでもあります。
歴史をいじって、変えることがが出来る、これが出来るだけでも、
歴史好きの人間にとっては、かなり嬉しいことです。
江戸時代末期から明治維新期までの短い期間にどんなことが起こったか、
興味が少なからずある人は、プレイしても損はないと思います。
ただ、プレイできる人間が龍馬だけというのは、やはり寂しいものがあります。
河井継之助でプレイできた初代維新の嵐を思うと、もう少しやりようがあったかな、と。
それと、様々なところで言われていますが、藩の数が少なすぎます。
それ以外のところで中身を濃くしているから、と言われればそれまでではありますが、
こちらももう少し考えて欲しかったな。
それでも、このゲームには、練られた人間関係を楽しめるものが存在します。
続編が出たら、やっぱりプレイしてみたいですね。
幸せを導く未来の暦
amazonの内容紹介を見ただけで不安に思ってしまうようです。
本書の内容も自然災害やアメリカの事など「不思議な世界の方々」からのメッセージを書き留めた内容で大部分を占めています。
「不思議な世界の方々」からのメッセージは突拍子もない内容のこともあって、松原さんも「?」のこともあったりするので、
読んでいる私も「・・・?」と思うことも多かったですが、ネットでそれらのことを検索してみると、現在世界中で起きていることと無関係なことばかりではありませんでした。
「世見」。松原さんは「予言」ではなく「世見」と思って下さい。と仰っています。
本書に書いてある内容を読んでいると、不安や恐れの気持ちが浮き出て来るのが分かりました。
でも、全部読み終えた頃には「自分を変えたい」「未来を変えたい」という気持ちに変わっていました。
本書の内容は松原さんのブログでおなじみの「世見」がほとんどです、「照の日記」に書いてあるような言葉が少しですが載せられていますが
その言葉から私たちへの深い思いやりが伝わってきて、心が落ち着きました。松原さんは本当に心の優しい方なのですね。
松原さんの「世見」を読んだとしても、恐れないで下さい。
帯の言葉「地球上で起きることを前もって知ることの意味は何なのでしょうね?」は、「未来は変えることもできる」というふうに私は思いました。
私がそうでしたが、予言的な事に関心を持って読むのも良いですが、未来を不安に思うよりも自分がどのような観念を持っているのか感じてほしいと思います。
本書の評価としては、やはり主題をもう少し絞り込んだ方が良いと思いました。
そして「照の日記」の、温かい言葉を多く掲載すれば良いかな、と言う感じです。
でも、人の関心ごとは「世見」でしょうから・・・。