炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 真皓(ましろ)き残響 奇命羅(きめら)変 (コバルト文庫)
妙な組織の不気味な敵。
景虎達はそんな敵の罠にはまり、それぞれが別の、
しかも油断ならない相手と戦う。
その敵は異様な力を持ちそして強く 皆ボロボロです。
更には味方同士の「あい討ち」もあり、苦戦をしてます。
ボスも意外な人物で、あらまっ・・・でした。
しかし・・・・・
確かに戦ってはいるのですが、
これまでの作品に比べると、勢いはちょっと不足ぎみか?
やはり夜叉衆のファンとしては、個人戦も結構ですが、
できればもっと、団結した戦いがみたい。と、思ってしまう・・・。
次巻に期待!です。
真皓き残響 仕返換生 炎の蜃気楼邂逅編 (炎の蜃気楼シリーズ) (コバルト文庫)
コバルトに掲載された短編3つ+描き下ろし中編(仕返換生後編)という構成です。
描きおろし中編が秀逸です。
どちらかというとキャラや出来事を描く方に重点が置かれていた再開・邂逅編ですが、これは違います。
人物を描く方にぐっと力点が移ってきたという風に感じました。
景虎様と直江、互いへの想いが輪郭をもちはじめてきた、という印象です。
萌うんぬんを別にしても、作者様が込めたメッセージや本編へのつながりを考えると、胸が締め付けられる思いです。
またミラが一層好きになりました。
まだまだ熱いです。
炎の蜃気楼(ミラージュ) 邂逅編 真皓き残響 十六夜鏡 (コバルト文庫)
誰が味方で、誰が敵か・・・
しかも敵の攻撃はあの手この手で、いつどのように仕掛けてくるか予測出来ない。
化粧師と框一族、つばきと十六夜。十六夜って、天女or怨霊?
最後まで騙し騙され、今回 結構なピンチに陥る夜叉衆です。
影虎を取りこまれ、一人奮闘する直江も勝ち目など無いほどだし、
その場で敵を倒す為に活躍したのも、夜叉衆と言うより、その他の人達・・・
やはり結局、奇命羅との戦いに決着はつかず。いつまで続くの〜???
(グダグダ感も否めません)
それから、いちいち引っかかるような感じがしたのは、
「○○したのは、○○だった。」とか、
「○○した。」「○○だった。」等と言う
かなりの割合で繰り返される 似たような言葉の使い方。
めんどくさいから箇条書きにした!みたいな、ちょっと投げやりな感じも受けてしまった。