原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書)
宮台真司はほとんど聞き手役であった。ほぼ飯田哲也の語りで埋まっている。
確かに、官僚や電通などの実名批判や、報道されない自然エネルギィ自治体な
どの話は、マスコミなどのあり方を批判、問題提起していたが、今ひとつ物足
りなかった。もっと、突っ込んだ議論を期待したのに残念だ。
宮台は聞き手役に徹していたようだが、もっと、今回の事故への独特の論評を
期待したが、平凡な発言にがっかりした。自然エネルギィとしての地熱発電や
太陽光の世界的趨勢や我が国の現状も分かったが、この辺の話は、あちこちに
溢れている。宮台には、この事故をきっかけに、もっと、独特の文明論を期待
したが…。で、星ふたつ落とす。
エアコンのいらない家
震災以降、書店に行くと「原発」「節電」「エコ」といった本が
花盛りで、正直少々食傷気味だったのですが、この直球のタイトルに
思わず手に取ってしまいました。
で、読んでみると、これが実におもしろいのです。
要はエアコンを使わなくても、夏涼しく、冬暖かな家がどうすれば
実現できるかについて書いてある住宅設計のHOW TOなのですが、
その前提となる熱や湿気、風が発生する仕組みをユニークなイラストで
分かりやすく説明してあり、それらがどれも目から鱗なのです。
子供の頃わくわくしながら読んでいた、理科の教科書や学研の「科学と
学習」のような興奮を味わえます。
やや大げさですが、「ページをめくる手が止まりません」。そんな感じ
でした。
ちなみに、私が一番感心したのは、「風の吹かない日でも自然に
風(気流)を発生させる方法」。京都の町家の仕組みが紹介されて
いましたが、こういう話を見聞きするにつけ、つくづく昔の人の知恵って
偉大だなと感心してしまいます。
この夏いちばんの掘り出し物かも!?
盛り塩 1kg【邪悪なエネルギーを浄化!盛り塩に最適な天然塩】
盛り塩皿、盛り塩カップを購入することになり、盛り塩用の塩を探していま
した。内容量、送料無料、リピート等を考慮して購入を決めました。
玄関の盛り塩用に使っています。盛り塩の形はそこそこ形成できます。塩の
交換時だいたい10日に一回のペースで交換前の塩は盛った形のままカチカチ
に固まっています。内容量:1kgで半年は持ちそうです。
使い始めて1カ月経ちますが、盛り塩の良い効果は感じられます。