PAC-MAN & Galaga DIMENSIONS (パックマン&ギャラガディメンションズ)
これをやると評価は上がると思います。
単純に浮いてるパックマンやモンスター、ドットを見て面白いと思える人は買って後悔しないと思います。
ネオン管みたいな画面も綺麗だし、個々のゲームも短時間で終われるので、3Dにしても目が辛くもならないし。
carrotに行っていた世代なら、楽しめると思います。
できれば、パックランドとかパックマニアも入ってたら良かったなあ
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ
オアシスが解散した時、青春が終わった、と感じた。大した冒険をした訳でもないが、それでも誰しも酒が入れば多少の武勇伝がポロポロと。レコードメーカーの新譜はいつしか半分以上が「再発」。いわゆるロックレジェンドはプライスダウンを繰り返す。明らかにオヤジ世代の財布を狙ったBOXや紙ジャケの期間限定商品で溢れる。「ロックを聴き続ける」こと、「ロックに還る」ことは勿論、スバラシイんだろう。ただ、いつも気になるのはあまりに懐古主義だ!と言う点。俺たちにはもう「思い出話」でしか盛り上がれないのか?それってサビしくないか?
ロックも何も多様化し、隣のシマの神様は誰?的な状況の中でも、間違いなくオアシスは俺たちの「みんなのうた」でありえた。髪を背中まで伸ばさずとも、身体じゅうにタトゥを入れなくとも、暑い中汗流しながらライダースを羽織らなくとも、アディダスとノースフェイスで十分オアシスになれた。どんどんデカくなるバンドと比例して自分も世界を掴めそうな気がしてた。自分も男兄弟がいれば尚更、カンチガイの加速度は増す。
正直、今回のアルバムを聞くことに一抹の不安もあった。過去に経験したライブでのリアムの途中退場でアコギ1本のノエルを見ている。メロディも何も「悪い」事はない。残念な反面「貴重だ!」と聴きこんだ。しかし、この時に感じた「ダルさ」がハッキリした。オアシスの曲をノエルは「オアシスの為」に作っていた!アッタリマエだが。
もし、リアムの声の不在に不安を持っているのならば、素直にノエルのこの作品に耳を傾ければ、もう一曲目からスッキリ晴れるだろう。そう、ノエルはオアシスファンの「慣れ」や「期待」を上手に裏切ってくれる。この1枚にはノエルが自身で歌う為の「ソロアルバム」としての「専用作品」で埋め尽くされている。これは僕らファンにとっても初めての経験。
今、このソロアルバムを通しで3回目聴いている。
いつもは買って安心し、数ヶ月後に気がつくDVDも満足の内容。これはこのまま「●ロフェッショナル」で放送して欲しい。クリエイターとしてのノエルの姿。コトバ。45の男としての率直な。
「オトナの音楽」「オトナのロック」的広告戦略が多く存在するが、このノエルのソロは真の「オトナの音楽」「オトナのロック」だ。昔凄かったヒトの作品ではない。安直にオトナに過去作品を薦めるのは音楽業界自体の安楽死だ。夢の後始末。リマスター云々。ご隠居サンには程遠い、自分の為に作り続けなければいけないノエルの衝動を感じる事ができる。ノエルはナチュラル・ボーンなのだ、と。
そして俺たちも「オアシス以降」を「どうカンチガイしながら生きるか」という大切なメッセージを与えてくれている。
ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ(初回生産限定盤)(DVD付)
自分最初に書いておきますがOasis歴はほとんどありません。Oasisの名前は知ってたけど曲を聴いたのは解散後。
wowowで再放送されたアニメ「東のエデン」のOPの「Falling Down」でノエルの曲と歌にハマったのがきっかけでした。
それからBESTの「Time Flies:1994-2009」を購入しOasisにようやく触れることが出来たのでファンの方には厳しい意見
も言われそうですが、純粋にノエルファンとして聴いて感想が書けるのも良いかと。
基本ノエルの曲と歌にはメロディーの素晴らしさがあると思います。
Oasis時代の「Falling Down」もノエルのあの歌声だからハマったようなものでしたから。
アルバムを通して聴いて思ったのは全体を通してのクオリティの高さ。ボーナストラックも凄く気に入ってます。
そしてOasisのBESTでは聴けなかったアルバム全てを通してのノエルの歌声にしびれました。
購入前にできれば「Falling Down」で見せたようなノエルの魂の入った曲が聴きたいと思っていた期待に見事に応えてく
れたアルバムとして手元に届きました。
なんと言っていいのかノエルの醸し出すムードに自分は惚れこんでいたんだと思います。
ですからOasisとしての先入観無しに聴けたのはこのレビューを書く上で良かったのだと思っています。
このアルバムにOasisの様なものを求めるのではなく、ソロとしてのノエルの第一歩を感じ取れるアルバムであるべきで
このアルバムを聴けばその答えは自ずと見えてくるのではないでしょうか。
ノエルは自分のスタイルで勝負を始めたのだと実感させられたアルバムだと思います。
個人的には非常に満足のいく内容でボーナストラックやDVDといった特典で別角度からのノエルを追うこともできるし、
楽しみ方は人それぞれにはなりますが色んな意味で楽しめる内容となっていると思います。