ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [Blu-ray]
「ハリー・ポッター」シリーズの映画第5弾。原作は未読。
今回はダンブルドアやハリー・ポッターを目の敵にしている魔法省に対抗するため、
ハリー・ポッターたちが仲間を集めてダンブルドア軍団を形成する流れが中心となり、
それに加えて宿敵であるヴォルデモートとの対決が展開される。
相変わらず、これまでの作品で登場した人物や
エピソードが引き継がれているので
前4作をしっかり観ている必要がある。
他のエピソードに比べて、仲間の生徒たちと協力して訓練を積み、
脅威に挑む流れはなかなかによかった。
敵側も味方側も集団で、それぞれの能力が見れたり
派手な戦いっぷりを楽しむことができる。
ただし、ハリー・ポッターたちが戦う相手が
アンブリッジを代表とする魔法省だったり
ヴォルデモートを代表とする死喰い人たちだったりとブレるため、
話の本筋が定まらないように感じた。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット【字幕版】 [VHS]
1ー3作目のハリーポッターもとても面白かったですが
本作は、主人公が14歳に成長した事もあって、友情、恋愛、そして友の死と
魔法や闇の帝王との戦いだけでなく、人として最も大切で学んで行かなくてはな
らないものがテーマになっており、
魔法やドラゴン、イギリス伝統文化の雰囲気など非常に美しい映像とリアル感のある
素晴らしいファンタジーとしてだけでなく、人間味溢れるドラマとしてもとても魅力ある内容になっています。
また緻密に作られた物語は、何度か見返してみると、この時のこの言葉、この表
情はそう言う事だったのかと、はっと気付かされる場面が多々あります。
何故ロングボトムは「苦しみの呪文」を掛けられた虫を目の前にして、こんなに
も辛い表情をしたのか?
何故元闇祓いのアラスター・ムーディはこの時そんな言葉を発したのか?
魔法省からの使者バーティ・クラウチはアラスター・ムーディを見て何に気付き、
その後誰に殺されてしまったのか?
三大魔法学校対抗戦の出場を巡って亀裂が生じてしまうハリーとロンの友情
クリスマスの舞踏会では親友三人のハリー、ロン、ハーマイオニーの友情と恋愛
の間の微妙な関係で、ハーマイオニーは傷つき、ロンは嫉妬し、友情がバラバラ
になってしまう。
そして迎えた宿敵、闇の帝王ヴォルデモートとの戦い、そして共に三大魔法学校
対抗戦を闘ってきた先輩でもあり友人でもあるセドリックの死。
様々な試練や罠を乗り越え、時には亀裂を生じさせながらも、最後にはより絆を
深めるハリー、ロン、ハーマイオニーの三人。
出会いと別れ、そして紆余曲折を経てより深みを増していく友情。
ラストシーン、三大魔法学校対抗戦でホグワーツに滞在し国を超えて仲間となった、
可憐なボーバトン魔法女子校と力強いダームストラング魔法男子校の生徒達との別れ。
そしてホグワーツの同胞達との別れを前にハーマイオニーが寂しげに言う
「皆、変わっていくのね、、」
「そうだよ」肩をなだめるハリー。
「休み中、手紙ちょうだいね」。
「僕が書くわけ無い。知ってるだろ?」とロン。
「書くよ。毎週ね。」とハリー。
おそらくこれから本格的になるであろうヴォルデモートとの厳しい戦い。しかし
ダンブルドア校長が言ったように「ハリーは独りではない。友がおる。」と。
この三人の友情はこれからも変わらない。そしてこれからの戦いでより重要になっ
てくる。ラストはそんな予感を抱かせる。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
今作から、音楽がジョン・ウィリアムズ氏からパトリック・ドイル氏(すみません、よく存じません・・・)に変わっています。
そのため、前3作で聞きなれた曲(ヘドウィグのテーマなど)はほとんど収録されておらず、
今までのハリー・ポッターのイメージで聞くと違和感を感じる方も多いと思います。
しかしながら、全曲にわたり壮大で美しい曲ばかりで、新しいハリー・ポッターの世界を感じさせてくれます。
原作を読んだ方、映画を見た方ならご存知と思いますが、今作でハリー・ポッターに関する、様々な謎が解き明かされていきます。
まさにこれからが本当の冒険の始まり、ということで新生ハリーを感じながら聞いて見ると面白いのではないでしょうか。
劇中にハーマイオニーの「みんな変わってゆくのね」という言葉がありますがそれも納得できてしまう一枚です。
大人になってゆくハリー(ラドクリフ君)に戸惑いを感じながらも私たちも見方を変えていかなければならないのかもしれません、
こんなハリーもいいよね!と。
それくらい今回のハリーは違います!
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 [DVD]
「ハリー・ポッター」シリーズの映画第5弾。原作は未読。
今回はダンブルドアやハリー・ポッターを目の敵にしている魔法省に対抗するため、
ハリー・ポッターたちが仲間を集めてダンブルドア軍団を形成する流れが中心となり、
それに加えて宿敵であるヴォルデモートとの対決が展開される。
相変わらず、これまでの作品で登場した人物や
エピソードが引き継がれているので
前4作をしっかり観ている必要がある。
他のエピソードに比べて、仲間の生徒たちと協力して訓練を積み、
脅威に挑む流れはなかなかによかった。
敵側も味方側も集団で、それぞれの能力が見れたり
派手な戦いっぷりを楽しむことができる。
ただし、ハリー・ポッターたちが戦う相手が
アンブリッジを代表とする魔法省だったり
ヴォルデモートを代表とする死喰い人たちだったりとブレるため、
話の本筋が定まらないように感じた。