私はこの漫画現実的な文学に関わる人たちの話なのかなと思って購入したのですが、実際にはサイコな天才文学少女が俺tueee状態で暴れまわる作品でした。（魔法とかそういう意味でのファンタジーは一切無いです。）
どちらかというとヤンキー漫画に近いです。実際ヤンキーと喧嘩したりしますし

大まかなあらすじを一言で言うとヒロインである天才文学少女が小説を書くことによっていろいろな問題が起きるということなんでしょうが
　・文芸部を占拠する不良と喧嘩する。
　・ギャルなんだけど超読書家の知り合いができる。
　・喧嘩した不良と文芸活動をする。
　・ヒロインがものすごく偏屈で周りがどん引きする。
　・ヒロインの書く作品がうますぎていろいろ騒動が起きる。
とこれでもまだ上げきれないほどいろいろな要素が入ってかなりカオスな状況になっています。

過ぎたるは及ばざるが如しといいますか、事実は小説より奇なりなんてことわざがあります。もしありえなさそうな事が現実に起きた場合面白い実話になりますが、小説でありえなさそうな事を書いてしまうと現実感が無くなってつまらなくなってしまうんだと思うんですよね。
２巻以降に期待するのも難しそうですが…、とりあえず１巻はリアルな出版業界の話とかを期待して買っては駄目です。諸々のクオリティは決して低くないのでヤンキー漫画の亜種として割り切って読めばいいかもしれません。