劇団メイカーズ第2回公演　舞台「転人」PV　脚本：木村保　演出：高江智陽 Theatrical Company Makers PV 原田宗典

劇団メイカーズ第2回公演　舞台「転人」PV　脚本：木村保　演出：高江智陽 Theatrical Company Makers PV

十七歳だった! (集英社文庫)

高校生時代を描いた爆笑エッセイ。
原田宗典氏のエッセイは爆走する文体と内容で、
電車の中で思わず吹いてしまう程、どれも面白い。
その中でも、これは、最高！
カッチョイイ理想とカッチョワルイ現実に
板挟まっている高校生の日常がピチピチしてます。
ワルぶりながら、ドキドキしちゃってる気持ちなんかは……！
（初めて学校サボる事になった時、ドキドキしながらも平気なフリしたりとか。）

その時代を過ぎてしまった私には、甘酸っぱくも感じられ、
読後、笑い疲れだけじゃない、心地よい爽快感が残ります。
しかし、高校の時の事よく覚えてるよなー。感心。

スメル男 (講談社文庫)

初めて渡米する飛行機の中で読みました。「住める男（おとこ）」だとばっかり思っていました。「一体なんのことだ．．」と半信半疑で読み始めてからとりこになりそれからもう７年ぐらい経ちましたが、苛々したときとか落ち込んだときに読みかえしてます。かなり笑えるし、しかもなんだか優しい気分になってくる。何度も何度も読み返しても全く飽きがこない。原田宗典の本はたくさん読んだけど、これは彼の傑作とも言えるのではないでしょうか？
そういえば一度歯医者の待ち合い室で読んでいておもむろにおかしくなりこみあげる爆笑を押さえるのに苦労したこともあります。病院の待合室で読むには
ちょっと．．って感じです（笑）。

たまげた録 (講談社文庫)

そんなに「たまげた！」と驚くような話はなかったけれど、
相変わらず、原田宗典独特の言い回しでああでもない、こうでもない、
とそこはかとない逡巡がつづられている。
ファンはここが好きなんだけど♪

たまげる＝驚くことがもたらす効果はあなどれない。脳の活性化にもなる。…多分。

著者のエッセイはもう何冊も読んだことがあるので、
古いファンである私は感覚が麻痺してしまっているのかもしれない。
期待したほどに刺激はなかったのですが、
それでも「え”〜ッ！」と驚く話がありました。