ボクらの時代 芸とロック ~悩みながら前に進む
一体誰に向かって、この本を売ろうとしているのか?テレビの対談を活字にしただけ、未収録部分が載っているといっても、それでも中身も、厚さも薄い。それぞれのファンが買うだろうという目論見かも知れないが、何だかなあ。せめて各人の対談を終えてのコメントなり文章なりのプラスアルファが欲しかった。私は談春師匠の熱心なファンであるため一応買ってみましたが、ちょっとがっかり。かといって談春師匠や斉藤氏、千原氏には何の罪も無いような気もするし、他のお二人のファンの皆さんも同様に感じるのではないでしょうか。やはりテレビは放映した時点で完結するのが筋でしょう。
『ブラック★ロックシューターTHE GAME WRSチャームBOX』初回限定版
先ずB★RSをプレイするに当たってお勧めするにはいくつかの条件があると思う。
・イメエポゲー好き
・ラストランカー、最後の約束の物語を楽しめた
・上記の条件を満たした上でのB★RSが好きで、そのゲームがしたい
でないとB★RS好きって人だけと、生粋のRPG好きな人には物足りなさが目立つだろう。
私は上記の条件を満たした上でのB★RSのデザインが好きなので、言う程不満は無かった位だ。
良い点はグラフィックは相変わらずキレイ、B★RSの名にちなんだバトルなのでもの凄く簡単、やっとオプション機能やおまけ機能がイメエポ発ゲームに付いたなど。
悪い点はイベントシーンに相変わらず省エネモードが起きてしまう
声優のセリフとキャラの口パクが相変わらず噛み合っていない
演出やモーションがまだまだショボイ
ザコキャラのデザインがラストランカーに被りすぎてダサくて改善されていない等。
まだイメエポ発ゲームとしては数作品なので、来年発売以降のゲームにこれ等の改善点に大いに期待しようと思う。
悪い点がそのまま改善されなければ、イメエポの売上は自社目的を達する前にユーザーと売上は減っていくだろう。
2CELLOS(初回生産限定盤)(DVD付)
知ってる曲が、こんな風にアレンジされてるのか!
と、驚きと二人の若さと、激しい部分がぶつかり合って・・・
とも思える曲もあるので
ゆったりとは聞けないところはあると思います
静かに聴きたいBGMにするにはうるさいかも・・・
辛口になってしまってすいません。
一人で聞くにはとってもいいです。
ロング・グッバイのあとで ―ザ・タイガースでピーと呼ばれた男―
今年のベスト。(まだ2ヶ月ちょっとだが)。自分的には「苦役列車」を抜いた。
著者は昔から変な人だと思いながらも、とても気になる存在だった。まさかこんな形で今頃本が出るとは思ってもみなかった。人生はそんなに悪いものじゃない。
ルックスの良さと茶目っ気で人気はあったものの、音楽センスに関しては一部から疑問視され、またそのことを自分でも理解していた著者は、学者(具体的には大学教授)を目指し、芸能界から去る。それが解散コンサート後の最後の晩餐時における「10年後に君らは乞食になっている」発言につながる。気負いとルサンチマンの人でもあった。
しかし結局は教授になるどころか大学教員にすらなれず、一介の高校教師として定年を待たず教壇を去った。
清張の小説ならばここで悶死、憤死して終わるのだろうが実際は違う。本当の人生はそんな小説みたいに単純なものではないというのを、読者(私)は思い知らされる。
まず生い立ちが語られる。父と母。乳母と継母(これだけでも凄い)。兄、姉、腹違いの妹たち。友人、知人、その他諸々。セレブあり、路上生活者あり、民青あり、創価学会ありと登場人物も多士済々。中身も波瀾万丈、複雑怪奇である。
ラストでオリジナル・メンバーの5人が揃って元マネージャー中井国二を見舞う挿話は特に圧巻。41年ぶりの集結と簡単にいうが、モンテ・クリスト伯やミンダナオ島の小野田さんよりはるかに長い「鎖国」の年月である。よくも全員揃ったものだ。見事。
その前の(事前の)再会でも、いきなり涙する凡人タロー(これが普通か)。わざとらしいほどクールに振る舞う偏屈者トッポ。その中間ぐらいのジュリー。いやはや個性的なメンツ。やっぱり、ザ・タイガースはスーパーグループだった。人間的魅力という点では、メンバーをビジネスライクに切り捨てるストーンズや地獄が凍り付いても再結成はないなどと言い放ちながらすぐに集まってどさまわりを始めたイーグルスなどを軽く凌駕している。
よくある自叙伝、自分史の類と異なり、都合のいい自慢話に満ちあふれているわけでもないし、悪意に満ちた露悪的な暴露本でもない。
単にあったこと思ったことをつれづれに訥々と書き連ねているだけなのに、大河ドラマなみのコクと芳醇な深みが生まれている。やはり半世紀近い熟成の結果かしらん。
回顧録としてはノーベル文学賞を受賞したチャーチルの「第二次大戦回顧録」と双璧をなすのではなかろうか(読んでないけど)。
the first years リアウィンドウ・サンシェード 3384
千円以下で余り期待していなかったのですが、取り付けも簡単でミニバンのサードシートに直射日光が当たらず大変重宝しています。シースルーのネットの為運転中の後方の視界も確認できるので安全だと思います。