悲しみなんて何の役にも立たないと思っていた。
今回のアルバムは、マッキーが飼っていたワンちゃんの死を乗り越えて作った曲だと思うと、
歌詞に、マッキーとワンちゃんを重ねて聞いてしまうので、
曲によっては、聞いているといつでも泣ける(泣いている)状態になります(笑)
私も(順番はわからないけど)、ペット3匹や、身の回りの人との別れを考える歳になり、
それを思うと、今まではとても寂しく、ブルーな気分になっていました・・・。
でも、マッキーが頑張れたように、私もその時がきたら、
このアルバムを聴いて、その悲しさを乗り越えていこうと思います。
そういう悲しさに負けない気持ちや、
普通の・平平凡凡な・当り前の幸せに気付かせてもらえるアルバムだと思います。
我が家の犬よ「散歩に連れてけ〜!!」と吠えてくれてありがとう。
我が家の猫よ「さわらないでっ!」と手をひっかいてくれてありがとう。
こんな事も、生きてる証拠でありがたいです(笑)
GREEN DAYS
昔からのマッキーFanで、彼の作る曲や歌詞は本当に素晴らしく心に染み込む。聴いているだけで元気が出るし、生きている事の喜びを感じて幸せな気持ちにしてくれる。「GREEN DAYS」もイントロを一聴しただけで曲のクォリティーを保障してくれる程の素敵なメロディーで、歌詞にもまた涙が出た。“いろいろあったけど、それでも真っすぐな気持ちで前を向いて歩いていこう”という槇原さん自身の真摯な想いが伝わってくる様だ。私はそんな彼をこれからも応援し続けていきたい。頑張れ!!
牛に願いを Love&Farm スペシャルパイロット版DVD
番組開始当初の映像を織り交ぜながら、撮影の模様や出演者のインタビューを中心に構成。
ただ、どうせならもっとたくさんの出演者にインタビューをしてほしかったのと、撮影の
背景についてもっと紹介が欲しかった。特に、撮影の舞台となった牧場のこととか、物語
を構成する柱となる部分について解説があるとか、酪農や北海道の市町村合併の現状とか、
あくまでストーリーを中心とした構成にして欲しかったなと思う。どちらかというと、
出演者の俳優さんの紹介をメインにしているような感じで、物足りなさを感じた。
インタビュー自体は短いけれど面白いし、撮影の様子なども見られて楽しめることは事実。
牛に願いを Love&Farm DVD-BOX
このドラマはOA当時、視聴率が伸び悩んだことで知られているが、それはそうだろうと思う。深刻な離農問題や過疎・市町村合併という「映画的」テーマを、タダで観られるTVドラマで楽しもう、なんて人は少ないだろうから(笑)。でもこのドラマはここ10年の連ドラでも指折りの1本であり、TVじゃもったいない大傑作だと思う。とにかく北海道ロケの作品は映画でもTVでも本当に名作が多い。篠原組の快作「深呼吸の必要」の北海道版と言われるが、確かにサトウキビと牛の差こそあれ、設定は似ている。かつ香里奈は両作とも出演してるし。また玉山と香里奈はやはり篠原組の大傑作「天国の本屋」で小樽、田中圭は「シムソンズ」で常呂、小出恵介と戸田恵梨香も「旭山動物園物語」で旭川と、北海道作品に関係した俳優が多いのもうれしい。もちろん中嶋朋子もね。主題歌の槇原敬之・「グリーンデイズ」も名曲だし。共演者の中村獅童、大杉漣、小日向文世らの演技も完璧で、まさに映画の雰囲気である。相武紗季や有村実樹、中田敦彦らの演技もほぼ初めて観たが、大自然のスケールのなか、とてもよかった。これからは牛乳も大事に、また「いただきます」「ご馳走様」の意味もかみしめて食生活を送りたい(笑)。このヘビーな作品に提供した自動車メーカーの懐の深さにも感謝だろう。ぜひ小学生以上の子供たちにも観てもらいたいTVドラマ金字塔の1本である。