Friends
読みやすい短編恋愛小説集です。
ちょうどこの本を読んだとき、私自身が友達以上?恋人未満?みたいな関係で悩んでいたので、すごく良いときにこの本に出会えたなと思いました。
9人の作家さんたちがそれぞれ恋愛小説を描いています。
みんな恋人になれない。けど不幸な話なんて一個もなくて、どれもはっぴーに包まれてて、読んでてうれしくなれます。さわやかな夏の香りがします。
いろんな恋愛の形ってあるんだなっておもいます。あらためて。
Friends―恋愛アンソロジー (祥伝社文庫)
唯川恵のファンで、彼女の作品が載っているこの本を買った。読んだ感想は、読者の期待を裏切らない、素晴らしい作品だったと思う。他の作家達の作品も良かったが、同じ出版社からでている、「LOVERS 恋愛アンソロジー」の方が良いものがあったような気がする。具体的には、島村洋子の作品など。今回の本の中にも、「KISS」という作品はあるのだが、「LOVERS」の中の作品の方が、感銘を受けた。。。
短編集の本だと色々な作家の作品に触れることができるので、これから先にどんな作家の本を読んでいこうか、という時に、ガイドとなる、というか、案内人として役立ってくれると思う。私自身、そういう関係で本を購入しているからだ。実際、最近、先の島村洋子などの本を買って読んでいる。