第二楽章―ヒロシマの風 角川文庫
深夜、ふとつけたテレビでやっていた、女優吉永小百合の原爆詩朗読。
何の予備知識もなく観ていたが、淡々とした口調の中の
力強さと真摯なメッセージに涙がこぼれた。
テレビドラマ『夢千代日記』出演をきっかけに、
原爆廃絶を訴える吉永小百合のライフワークである。
本書はそんな吉永小百合自らが企画を手がけた
広島篇朗読CD『第二楽章』の活字版である。
CDに収録された十二編に、新たに八編の詩を加えている。
『となりのトトロ』からスタジオジブリの美術監督を務める
男鹿和雄の挿画も清浄で美しい。。
日本人として後世に語り継がねばならない詩集である。
画文集 第二楽章 長崎から (アートルピナス)
男鹿和雄さんの挿絵が素敵です。忘れてはならない原爆の悲惨さを優しい挿絵が癒してくれます。吉永小百合さんの朗読活動は知っていましたが、この本の中に収められた、原爆にあいながら多くの被爆者の看護にあたった永井博士の、娘 茅乃さんの「娘よここが長崎です」は、広島 長崎の原爆資料館で感じた気持ちとともにぜひ読んで欲しいものです。私は被爆地長崎に生まれ育った者として、子供や孫に伝えていかなくてはならない原爆の悲惨さをこの本に手助けしてもらいながら話ができたらとおもっています。孫とこの本を片手に長崎を歩く日が来ることを今から楽しみにしています。
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吉永小百合の・・・ではなく、
芦川いづみの・・・としてほしい。
吉永小百合も悪くないが、
いづみ様の前では影が薄い、と個人的にはおもってしまうのだ。
映画としてはあまり期待していなかったのだが、台詞のスピードも聞きやすく、
展開のスピードも速い。
ただ
★★★★★はすべて いづみ様への賛美です。
手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく【DVD】
手塚作品は絵などがどうも苦手でブラック・ジャックなどもみれなかったのですが今回の映画では綺麗な絵になっていて抵抗無く見ることができました。
ストーリーも感動で映画館で号泣しました。みて損はないです。
映画をきっかけに原作も読みはじめました。
ただ声のキャストが残念でした。客寄せのための配役といった感じで酷い棒読みでした。唯一堺さんは違和感無く聞くことが出来ましたが。それでもやはりプロの声優さんを使って頂きたかったですね。その点が残念でしたので☆4つにしました。