火星のわが家(廉価版) [DVD]
大河ドラマ新撰組で好演した堺雅人、ジャズボーカリスト鈴木重子、ちわきまゆみ、さらに日下武史この異色の出演者が演じる不思議でハートフルな家族物語、鈴木重子の歌う主題歌もかなりイイです。
火星のわが家 [VHS]
だと思います。私はとても楽しめたのですが、好き嫌いが別れる映画かもしれません。でも私はかなり癒されました。家族の物語なのですが、家族だから確執なり、恨みや心の傷があるんだな~と思わせる映画なのですが、そういう出来事も優しい雰囲気に包まれて物語が進行していきます。姉妹や親子の確執、葛藤がメインな映画かもしれませんが、ほのぼのと流れていく日常と時間の流れが私には心地よかったです。私個人の考えでは、妹と居候の男の子がうまくいったらいいな~と思っていたのですが、結局2人の恋は実らずにそのまま別々の道へ進む~と言う形で幕はおります。そういうほろ苦さもこの映画をかなりひきたてているかもしれません。それと姉は父と妹から、妹は父と居候の男の子から癒された場面はけっこう良かったです。登場人物ひとりひとりが存在感があって、いい演技をしていたと思います。オススメです。
抱きしめたい
1988年発売。松任谷由実、高中正義、忌野清志郎&仲井戸麗市、伊藤銀次、SHOW-YAなど、当時東芝EMIに所属していたアーティストによるビートルズカバー集。今や忘れられた人も多いが、聴きものはちわきまゆみの「ア・ハード・デイズ・ナイト」。ヴォーカルはもちろん、バックの演奏?までちわきの声をサンプリングした多重録音。ギターソロ部分が笑えます。そして、忌野&チャボの「ドント・レット・ミー・ダウン」は、後のタイマーズを思わせる仕上がりでなかなか聴かせてくれます。他はあまり面白みのないカバーですが、収録アーティストのファンの方はぜひ。
1. ノルウェーの森/高中正義・松任谷由実
2. ユー・キャント・ドゥ・ザット/NOBODY
3. テル・ミー・ホワイ/阿部恭弘
4. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス/THE WILLARD
5. ハニー・パイ/加藤和彦
6. オブ・ラ・ディ、オフ・ラ・ダ/アースシェイカー
7. ア・ハード・デイズ・ナイト//ちわきまゆみ
8. ロック・アンド・ロール・ミュージック/佐藤 隆
9. ドント・レット・ミー・ダウン/忌野清志郎&仲井戸麗市
10. ヘルター・スケルター/VOW WOW
11. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ/伊藤銀次
12. ミッシェル/鈴木康博
13. ブラックバード/SHOW-YA
14. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア/チューリップ
P.S.
1990年には同コンセプトのオール・ウィ・ニード・イズ・ラヴ〜愛こそはすべてが出ています。こちらには高橋幸宏や高野寛、日野皓正などが参加。こちらもなかなかの作品集。ジャケは岡本太郎!
そして1992年には、この2枚から選曲+αのラヴ・ミー・ドゥが出ています。