とんぼの本世界の名作住宅をたずねるルイス・バラガンの家
メキシコに旅行に行った際、ルイスバラガン邸に行ってみた。
内部は写真撮影が禁止されており、目にやきつけた。
当時は、建築にはそこまで興味がなかったが、行ってみて感動した。
というより、建築のイメージが変わった。
建築といえば、建物の構造を真っ先にイメージするが、バラガン邸は外から見れば、
世界遺産になるほどの家とは思えない外観である印象だ。
しかし、内部は天井の高さ、色、明り、内部から見える中庭の植物など異空間であった。
これほどの、空間を作り上げるのはすごいとおもった。
それらの雰囲気がよく伝わる写真や、ルイスバラガンの思いなどが分かる本である。
カーサ・バラガン
全体の9割近くが写真で構成されており、建築の事はさっぱり解らない私にとっては解説よりも作品をカラーで見たいのでとても気に入っています。
兎に角美しいです。はっとさせられるピンクも不思議と癒されます。
カバーを外した時の真っ赤な装丁に、ゴールドのロゴも無駄が無くカッコいいです。