江戸川乱歩の黄金仮面 妖精の美女 [DVD]
一言で言うと、物語展開が非常に早いです。
明智先生の長いつぶやきの後いろいろな出来事が次々とやってきて、
え、次はこれ!?また次が来たの?とはらはらしているうち、
あっという間にエンドロールになってしまいました。
終わった後、最初の事件が何だったか一瞬思い出せず。
途中から、次の展開がある程度読めてしまうのは若干惜しいところ。
それでも、思わず「それはない!」と突っ込みたくなる場面が何度も出てきて、
思わず吹き出してしまいます。
何も考えず、娯楽として楽しみたいという向きには最適です。
ドン・フェルダー自伝 天国と地獄 イーグルスという人生
全20章503ページのボリュームですが、だいたい以下の3つのパートに分けられると思います。(1)フロリダでの子供時代〜LAに出てくるまで、(2)LAでの活動〜イーグルス加入〜解散まで、(3)イーグルス再結成〜解雇〜訴訟。
最初のパートは貧乏だった少年時代、故郷の街のコミュニティの様子や家族のことが父親、兄との確執も含めて語られています。でも彼にはギター、音楽しかないという感じで、ジュニアハイスクールでのギターコンテストでの初演奏、学生バンドでスティーブン・スティルスと一緒だったこと、トム・ペティ少年にギターを教えていたこと、BBキング、グラハム・ナッシュのコンサート体験、そしてLAからやってきたバーニー・レドンとの出会い(いきなり初対面なのにバーニーが、フェルダーの帰りを待っていたっていうシチュエーションがなんか可笑しい!)など興味深い話が満載です。その後、家出?ウッドストック体験を経てフロウに加入ニューヨークへ。フロウは行き詰まり脱退しボストンで結婚。ここではピーター・グリーンと接触あり。
2ndパートは、70年代LAの音楽シーンがリアルに語られているので、一気に読めてしまいます。いろいろと見聞きしていたハリウッドバビロンというかドラッグ、アルコール、グルーピーとの乱交の様、ロックスターのワイルドライフがなかなか凄いです(キャメロン・クロウも登場、ジョー・ウォルシュのクレイジーぶりにも圧倒される!!)。非常な緊張関係の中でレコーディングしていたイーグルスの内情、曲作りのやり方などがこれまた興味深い。イーグルスをリアルタイムで聴いていた人には絶対面白いと思います(この本、価格はちと高いですがその価値はあると思う)。このメンバー間の緊張関係の中での共同作業が「呪われた夜」や「ホテルカリフォルニア」などの傑作を生み出しているように思えます。ドン・ヘンリーの(行き過ぎた?)完璧主義とビル・シムジクのコントロールぶりが、イーグルスの曲、アルバムがきっちりかっちり出来ている秘密なのかも。あらためて聴くと「ロングラン」なんてスティーリーダンみたいな完全さを感じますねえ。
3rdパートは、ひたすら哀しく今のイーグルス(ヘンリー&フライ)に幻滅します。再結成後のは、もうイーグルスじゃない。フェルダー抜きで作った新作なんて各人のソロを集めたようなアルバムだったし。でも元々ヘンリー&フライだけで作った曲ってあんまりないんですね。この二人、今ではミュージシャンというよりは、ビジネスとしてイーグルスをやっているようでおおいに失望。フェルダー氏もバーニー、ランディ・マイズナーみたいにサッサと見切りをつけて辞めてしまえば良かったのに。素晴らしいミュージシャン、ギタリストなんだから。ヘンリー&フライに対する愛憎半ばする想いも感じられて、最後の方で感情的に訴えかけるところはちょっと痛々しいくらい。父親や兄との確執が和解したのと同じような結末を求めているのだとしたら悲し過ぎる。フェルダー氏、ちょっと被害妄想ぎみで思いこみも強そうですが、きっと根は正直でナイーブな人なのだと思う。
翻訳は70年代のレコード歌詞翻訳でお馴染みの山本安見氏。たいへん読みやすいです。解説や訳者あとがきなどは無し。ソフトカバー。誤植が散見されたのはちょっと気になった。
PS:youtubeで見ることができる74年のライブ映像AlreadyGoneでのドン・フェルダーのギター、COOLで超カッコイイですね!!
永久保存版 振付完全攻略 フリフリSong Book BEST SELECTION VOL.1 [DVD]
細かく練習できるので
カラオケ用に
結構使えます。
まえけんさんは本当にダンスがうまくて
びっくり!
練習生の一生懸命なのも笑えます。
満開ダーリン 2 (ミリオンコミックス Hertz Series 87)
まさかの続編。大好きな作品なので、浮かれながら読みました。
花屋を始める前の話や、もう一つのカップル続木と良の馴れ初めが読めて、満足です。続々編希望です。
満開ダーリン (ミリオンコミックス 27 Hertz Series 56)
今回、ぎゅっと一冊に詰まっていて十分楽しめました。
前作を少し忘れかけているので、「店長あんなに俺様だったけ?」と思ってしまった。
山本氏の絵はちょっと可愛いすぎるところもあるので、私的に納得でいないところがあるのですが、今回は良かった感じがします。