スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)
映画のノベライゼーションと言うと、どうしても中身の感じられない薄いものだと思われがちだし実際そうであることが多い。しかしこの「シスの復讐」は、その厚みからもわかる物凄い内容量で、情景描写だけでなく、映像だけではどうしても補えない心理描写がたっぷり詰め込まれた1冊の本として読むに十分値するSF小説だ。
エピソード2から3年、ジェダイ・ナイトに昇格したアナキン・スカイウォーカーに忍び寄る暗い影……なぜ彼は銀河にその名を轟かせるジェダイであったにも関わらず、恐怖の銀河帝国に君臨する最悪の暗黒卿ダース・ヴェイダーになってしまったのか?新3部作に一貫したこのテーマだが、映画を観ただけでは疑問を抱く人も多かった。この小説では、アナキンの複雑に変化していく心情を、彼の中に潜むドラゴンや、パルパティーンの誘惑などを使って細かく描き、納得できるものにしている。特に映画を観ただけでは忘れがちな、エピソード1、2とのリンクも、小説ならではの描写で思い出させてくれる。救えなかった母親の死、怒りに身を任せて行ってしまったタスケン・レイダーの虐殺など、エピソード2の物語はアナキンの心理変化にかなり重要な意味を持っていたことを改めて認識できる。オビ=ワンとの友情とその破綻、シスとなりヴェイダーと名付けられた瞬間に彼の中で花開くダークサイド、そしてその裏にあるシスの「究極的な残酷さ」――”残念だがヴェイダー卿、彼女は死んだ。君が怒りに駆られて彼女を殺したようだ”――ありえない。だが……記憶が戻る。――サイボーグとなったヴェイダーの深すぎる絶望が、ひしひしと伝わって来る文章には、鳥肌が立つかと思った。
小説はアナキンとオビ=ワンだけでなく、ヨーダやメイス・ウィンドゥ、ドゥークー伯爵、シディアスなど、様々な視点から描かれている。ドゥークーの描いていた夢と、それに対するシディアスの裏切りや、ヨーダは何故シディアスに勝てなかったのか?など話の断片にある細かい真実や、人物の正しい相関図を知ることができる。
実質的には、映画の3倍ほどの内容があると言っていい。
映画だけで納得できなかった人には、是非読んで欲しい1冊だ。
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 データ・ブック (Lucas books)
SWエピソード3に関する薄い本。
書かれている内容は、映画のストーリーよりも、キャラ&俳優の紹介、
戦闘機やドロイドの解説、惑星紹介、物語の背景や創作過程、製作過程の紹介など。
写真たっぷりで紹介していく。
子供向けの本だけれども、実は内容はけっこうマニアック。『シスの復讐』をはじめ
STAR WARSに関するいろいろな知識を得たい人におすすめ。
例えばライトセーバーがどんな仕組みかとか、クローントルーパーの装備はどんなかとか、
なんでヨーダがダゴバで、かまくらみたいなドーム型住居に住んでたのかとか、そういったことである。
DVDの特典映像的知識が得られる。
スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐
曲は、アナキンがダークサイドに入っていってしまう
様子を表していて、聴いていて怪しげというか不気味と
いうか、そういう曲もあったけれど、全体的に
ジョン・ウィリアムズ氏のかっこいい曲調とあいまって
十分な味を出していました。
特典DVDは、6部作の中からピックアップした曲を
今までのスターウォーズ作品の映像の良いところを
集めてうまく編集されており、見ていて心躍るものが
ありました。
私も、何を言っているのか知りたかったので、
字幕の付いている日本版の方にいたしました。
総じて買って後悔のしない内容になっていると思います。
ファンならば、是非。
スターウォーズ Prequel Trilogy [DVD]
ブルーレイに変わりつつある現状で、極力安くあげたBOX商品、コレで良いかなと私は思います…。
SWエピソードIV〜VIをBOXで買った私としては、BOXを待っていたので…、
ブルーレイ発売前に無駄にリマスター高画質化処理して(所詮BDにはかないません! ただのDVDですから)、さらに映像特典付けて値段釣り上げた、高額BOX出されたとしたら?、
のちのちBDで出るのに、それの方が、ムカつきませんか!?
だから、現状としてBDプレーヤー持ってないし、私はコレで良いです、安いし。
スター・ウォーズ 新コンプリート・セット (Amazon.co.jp仕様) [DVD]
ようやく全コンプリートしたものが出ますね。
今までは中途半端だったので、手を出しませんでしたが
これは買わせていただきます。
作品のことは云々言いません。
Fanは黙って買え!