Life in Rewind
軽い強迫性障害であれば外来での薬物や行動療法などで回復するが、外来に来ることができず治療を受けられない患者、あるいは治療を受けても回復しない患者は存在する。
そのひとりが本書の主人公Ed Zineだ。
Edの父親は愛情の示し方を知らないタイプで、息子を心底愛した母親の死後、EdのOCDは急速に悪化する。「時間が前に進まなければ、愛する者たちは死なない」という観念にとり憑かれ、部屋のチリにいたるまですべてのものをそのままの位置に保ち、もし自分が何かを行ったらそれをビデオのように巻き戻しで行動するようになる。
地下の自室から一歩も外に出ず、体も洗わず、排泄物を部屋に保管したまま家族や友人に食べ物を届けてもらうという生活を続けているEdをJenike医師は片道3時間の距離にもかかわらず在宅治療する。
米国の病院では「強迫性障害の患者の在宅治療はしない」のが常識のようである。著名な医師のJenikeがなぜEdを訪問治療したのか、なぜEdが最終的に自力で奇跡的な回復を果たしたのか、それを理解するにはJenikeの型破りな経歴も知る必要がある。というわけで、この本はEdだけではなく、Jenike医師自身の生い立ちも語っている。
Life in Rewindは、「この方法で奇跡的に回復!」という典型的な本ではない。Jenike医師の努力にもかかわらずEdは回復しないし、改善した後でも理由はわからない。読者はそこに苛立つかもしれない。だが、この正直な体験談に、医師から見放された重症患者はかえって「自分にもできるかもしれない」という勇気を得るのではないかと私は思った。
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映画を手作りする主人公達の様子がなんとも楽しそう。
時に文句を言い合いながらも、
なんだかんだ映画を愛する彼らは、
創作する楽しさを満喫しています。
その微笑ましい様子に観ている方としても
ニマニマしてしまう。
笑いもあるし、
ニューシネマパラダイスを彷彿させる
余韻の残る感動のラストシーンも素晴らしい。
映画がまた好きになりました。
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