星界の戦旗V: 宿命の調べ (ハヤカワ文庫JA)
読み手として8年経っていたことをあまり感じずに読めたことは、自分でも驚きでした。あとがきを読むと、作者としてはこの物語の根底となる設定に矛盾を感じ始めているようで、その葛藤が前巻との時間であり、第一部完結であると思います。とはいえ、やはりそのテンポと描写はそのままで、世界にどっぷりと浸かれました。セリフが少なく説明が多いのは相変わらずですが、この世界を克明に記録していくという見方をするとなかなか頷けます。3巻の終わりで作者の言っていた通り、主人公とヒロインの描写はたしかに少なく、そこらへんを期待すると確かに物足りなくはあります。さらに今後は種族の歴史に趣を置くとのことなので、特にアニメより入ったファンを篩に掛けていくような気がしてなりません。ただ、物語としては何かぞくぞくするものがあり、忘れられない印象的なエピソードが散りばめられているので、また待たされてもすんなり思い出すのかなとお思いました。
星界の紋章(3) (メテオCOMICS)
正直言えば、米村孝一郎氏の「精緻極まりないがきっちりしすぎていて背景と人物とメカが平坦に見えてしまう」個性が、このクールに見えて熱い原作に合うかどうかしばらく不安ではあったのですが、おそらく氏のものすごい研究と研鑽を経て、この第3巻では「ずっとついて行きまっせ!」と思わせるまでに。勝手な思い入れではありますが、そのことを寿ぎたい。傲慢にして無謀、一貫しているが人類とは異なる倫理観を持ち、ツンにして果てしなくデレデレなアーヴ種族は、ついに完全な肉体を得た。
EMOTION the Best 星界の戦旗II・III DVD-BOX
主人公・ジントが牢獄惑星に取り残される物語。
毎度ながら、他のSF戦記などと比べると、話としては地味。
小説では作者の文章力・表現力と相まって読ませるのだが、
映像化となると不安が付きまとう。
しかし、サンライズは見事だった。
戦闘シーンを掘り下げることで、映像として魅せるものにし、
最後の王女・ラフィールとジントの心情描写も原作をじっくり
感じさせる表現で名場面を再現していた。
素晴らしい出来だと思う作品。 サンライズ作品に外れなし(笑)
毎度ながら、他のSF戦記などと比べると、話としては地味。
小説では作者の文章力・表現力と相まって読ませるのだが、
映像化となると不安が付きまとう。
しかし、サンライズは見事だった。
戦闘シーンを掘り下げることで、映像として魅せるものにし、
最後の王女・ラフィールとジントの心情描写も原作をじっくり
感じさせる表現で名場面を再現していた。
素晴らしい出来だと思う作品。 サンライズ作品に外れなし(笑)
星界の戦旗Ⅴ ―宿命の調べ―
8年ぶりの新刊です。
ブランクが長すぎることはまず誰もが心配するところですが、幸いシリーズの面白さを少しも損なわない内容でした。
強いて言うなら作者独特の、会話中の皮肉が若干弱い(無いわけではない)気がしますが、
作中はとても冗談を言っていられる状況ではないので、これは仕方ないでしょう。
またこの巻で戦旗第一部は一応の完結ということになっていますが、物語はまだまだ、というよりまるで終わらず、
むしろさらに今後が楽しみになる形で続きます。
いつになるかは判りませんが、作者もあとがきで意欲を示して下さったので、
懲りずにまた続巻を待ち続けたいと思います。
ブランクが長すぎることはまず誰もが心配するところですが、幸いシリーズの面白さを少しも損なわない内容でした。
強いて言うなら作者独特の、会話中の皮肉が若干弱い(無いわけではない)気がしますが、
作中はとても冗談を言っていられる状況ではないので、これは仕方ないでしょう。
またこの巻で戦旗第一部は一応の完結ということになっていますが、物語はまだまだ、というよりまるで終わらず、
むしろさらに今後が楽しみになる形で続きます。
いつになるかは判りませんが、作者もあとがきで意欲を示して下さったので、
懲りずにまた続巻を待ち続けたいと思います。
星界の戦旗Ⅳ ドラマCD 第2話「ケルマ門沖の戦い」
声の出演: ジント(主計前衛翔士)/今井由香 ラフィール(副百翔長)/川澄綾子 エクリュア(十翔長)/清水香里 グリンシア(軍匠十翔長)/甲斐田 ...
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