スピッツ / さらさら

スピッツ / さらさら

今回のDVDは、アルバム「小さな生き物」のツアー版とでもいうか、とてもシンプルな作りだ。今までのDVDのように特典映像がついているバージョンもなく、DVDとブルーレイの2タイプあるのみ。大掛かりな付録を期待していた方には少々拍子抜けするかもしれないけれど、私はこう来たか、と思わずほくそ笑んでしまった。スピッツらしいなと思ったのだ。と同時に、ツアーのDVD化がもう特別なものではなくなったことの表れかもしれないし、CDという形態が変化しつつある昨今、これも新しい形かもしれない。要は、スピッツがアルバム作りを、ツアーを続けてくれたら嬉しいのだ。

アルバムツアーの場合、最新アルバムを引っさげてのツアーであるから、当然そのアルバムに入っている曲中心である。逆にいえば、今後別のツアーでは二度と聴けない曲もあるかもしれないということだ。そういう意味で、DVDになったのが、昨年の武道館などで行ったアルバムツアーではないFESTIVARENAでも、劇場版映画になった横浜サンセットでもなかった意味があるかもしれない。武道館のセットリストがすばらしかったので、こちらの映像化も密かに期待していたのですけどね。(お願いします!)

そして、このシンプルなDVDのゆえの価格設定。特典版が出ればそっちがも欲しくなるけど無いなら仕方ない。そこもスピッツらしい。今までの特典がついたDVDも自分の必要や予算にあわせて、一つ選べるようなしくみ(けして、だぶって揃えなくても良い)になってはいたけれど、今後アルバムツアーがDVD化されるのが毎回当たり前のようになったとしたら、こういうシンプルなものも良いなと思えるのである。スピッツはアルバムごとに、日本全国、地方の小さなホールまで回ってくれるし、埼玉スーパーアリーナのような大きな会場でも同じようにいつものスピッツでライブしてくれるけれど、なかなかチケットを取るのは大変だ。それでも、チケットの価格は抑えてくれているのだ。これも、スピッツのメンバーたちが、ロック少年だった中学生の頃の気持ちを今も忘れていないことの現われなのではないかという気がしている。(とはいえ、ライブCDも欲しかった!)

話がそれたので戻すと、DVDを観ていて、「さらさら」を聴いて思い出した。これは、2011年3月11日の大震災以降初めて作られたアルバムであったことを。震災から2年半位経ってはいたが、全体に震災の影響を感じるアルバムであった。時間はかかったけれど、その間の気持ちの変化を素直に丁寧に表現してくれたのだ。「未来コオゴギ」もしかり。「スワン」が入っていないのは今となっては残念だ。しかしながら、もっとも強く感じたのは、スピッツがいてくれて、スピッツが続いてくれていることの喜びだ。「僕はきっと旅に出る」を聴いていると、本当にこうしてまだツアーに出てくれたんだなあと感慨深い。

今年でスピッツはバンド結成28周年だそうだ。その間、一人のメンバーも変わらず、今も次の新しいアルバム製作に取り掛かろうとしている、しかも毎回すばらしい、瑞々しいアルバムを届けてくれ続けていることは、本当に凄い。DVDの中での終盤いつものように暴れまくる田村さん、楽しそうに笑顔でドラムをたたくさきちゃん、てっちゃんも草野さんも、息の合ったメンバーとサポートメンバークージーの演奏と歌、おなじみの曲であっても、こうしてまた今のスピッツで聴けることの幸せを感じた。

今回のDVDでは、初めてアンコール曲が一曲入っている。今までは、アンコールはそのライブに来てくれた方たちのものということでDVDには入れない意向だというように聞いたことがある。しかし、今回は大宮でのライブでしか聴けない曲なので、大宮には駆けつけれないファンのために特別に入っているのだろう。粋なはからいである。アンコール時のMCもほんのちょっとだけ入っていた。それでも、良い雰囲気が十分に伝わってきた。

ダダ(DADA) SPITZ TMBT399 BJY

 画像ではブラック/パープルだが届いた商品はブルー/オレンジだった。サイズはやや大きい右足の小指が少し当たるがなじめば大丈夫なくらい。履きつぶす仕事用だから色違いでも気にしないがその色が欲しくて購入する人はがっかりするだろう。てか、自分だけだろうが、ここ一年アマゾンで靴を購入するともれなくトラブルになる。30日間返品交換送料無料なのはよいが、トラブルにっなった場合、かなりの時間を要するので実店舗で現物を見て購入するメリットもあるのだと思った。
 さてシューズのレビューだが、最近のバスケットシューズなんだという印象。とにかく軽い。ストラップは飾りだが、紐をきっちり結べばホールド感もなかなか良い。グリップも柔らかいゴムでなかなかよさそう。通気性もアメリカのシューズにしてはよいと思う。クッションも厚めのインソールとミッドソ−ルでなかなかよいと思う。サイズ感は私見で、us9に関してだが、だいたいナイキのエアフォ−ス1ミッドus9と同じくらいに感じる。ただ、見てすぐわかるくらい耐久性は無いに等しい。性能のためにそれをバッサリ切り捨てている。部活のような激しい使い方ではすぐダメになると素人でもわかるぐらい。そのところをよしとするかどうかで評価が分かれるシューズであると思う。以上ただのナイキのエアフォース1ミッドが好きなおっさんの感想。

スピッツ

このアルバムを聞きながら何回「マジかよっ!?」って思ったんだろう。わからない。
正直あんまり期待してなかった。だって91年リリースのしかもファーストだし。
そこそこいい感じにメロディが流れんだろぅなー、ぐらいの気持ちだった。
・・・申し訳ございませんでした!!
まさかこんなにいい音が出てくるとは!ロックのおいしい所を次々と出されて打ちのめされた。
出したの91年でしょ?!マジかよっ!
当時日本でこんなにいいアルバムが出てたとは・・・。同じ年に出た『ネヴァーマインド』『スクリーマデリカ』『ラブレス』
と軽く肩を並べる。彼ららしく、なんか謙虚に。
僕みたいに洋楽ロックしか聞かないよ、だって邦楽は全然ロックしてないじゃん、って人に是非聞いてもらいたい。
あとスピッツのことをJポップバンドだと思ってナメてる人にも。

知ってた?ロックの旨味が詰まってるんだぜ、このアルバム。

鎌倉の海水浴場で遊んで、お弁当を買いに入ったローソンで『小さな生き物』が流れていた時の感動は忘れられません。
そして大宮ソニックでのライブ 2 曲目が『けもの道』なんて普通は考えられませんよ!!
アンコールでもいい曲です。
歌詞は『東京の日の出』ですが『大宮の日の出』と歌っています。
ファンクラブのイベント『ゴーゴースンジナビア』でさえ、『三日月ロック その3』や『恋は夕暮れ』『Y』なんて、リクエストしても聴けません。
その上、大宮ソニックだからって、『大宮サンセット』とかなんだよ、毎朝毎晩『大宮~大船』間の電車に乗ってて、電光板見て『大~宮サンセット、き~みはな~ぜ、かな~しい目で微笑む~』って口ずさんでる俺は、一生聴けない選曲...

JAMBOREE 3 “小さな生き物” [Blu-ray]

今回のDVDは、アルバム「小さな生き物」のツアー版とでもいうか、とてもシンプルな作りだ。今までのDVDのように特典映像がついているバージョンもなく、DVDとブルーレイの2タイプあるのみ。大掛かりな付録を期待していた方には少々拍子抜けするかもしれないけれど、私はこう来たか、と思わずほくそ笑んでしまった。スピッツらしいなと思ったのだ。と同時に、ツアーのDVD化がもう特別なものではなくなったことの表れかもしれないし、CDという形態が変化しつつある昨今、これも新しい形かもしれない。要は、スピッツがアルバム作りを、ツアーを続けてくれたら嬉しいのだ。

アルバムツアーの場合、最新アルバムを引っさげてのツアーであるから、当然そのアルバムに入っている曲中心である。逆にいえば、今後別のツアーでは二度と聴けない曲もあるかもしれないということだ。そういう意味で、DVDになったのが、昨年の武道館などで行ったアルバムツアーではないFESTIVARENAでも、劇場版映画になった横浜サンセットでもなかった意味があるかもしれない。武道館のセットリストがすばらしかったので、こちらの映像化も密かに期待していたのですけどね。(お願いします!)

そして、このシンプルなDVDのゆえの価格設定。特典版が出ればそっちがも欲しくなるけど無いなら仕方ない。そこもスピッツらしい。今までの特典がついたDVDも自分の必要や予算にあわせて、一つ選べるようなしくみ(けして、だぶって揃えなくても良い)になってはいたけれど、今後アルバムツアーがDVD化されるのが毎回当たり前のようになったとしたら、こういうシンプルなものも良いなと思えるのである。スピッツはアルバムごとに、日本全国、地方の小さなホールまで回ってくれるし、埼玉スーパーアリーナのような大きな会場でも同じようにいつものスピッツでライブしてくれるけれど、なかなかチケットを取るのは大変だ。それでも、チケットの価格は抑えてくれているのだ。これも、スピッツのメンバーたちが、ロック少年だった中学生の頃の気持ちを今も忘れていないことの現われなのではないかという気がしている。(とはいえ、ライブCDも欲しかった!)

話がそれたので戻すと、DVDを観ていて、「さらさら」を聴いて思い出した。これは、2011年3月11日の大震災以降初めて作られたアルバムであったことを。震災から2年半位経ってはいたが、全体に震災の影響を感じるアルバムであった。時間はかかったけれど、その間の気持ちの変化を素直に丁寧に表現してくれたのだ。「未来コオゴギ」もしかり。「スワン」が入っていないのは今となっては残念だ。しかしながら、もっとも強く感じたのは、スピッツがいてくれて、スピッツが続いてくれていることの喜びだ。「僕はきっと旅に出る」を聴いていると、本当にこうしてまだツアーに出てくれたんだなあと感慨深い。

今年でスピッツはバンド結成28周年だそうだ。その間、一人のメンバーも変わらず、今も次の新しいアルバム製作に取り掛かろうとしている、しかも毎回すばらしい、瑞々しいアルバムを届けてくれ続けていることは、本当に凄い。DVDの中での終盤いつものように暴れまくる田村さん、楽しそうに笑顔でドラムをたたくさきちゃん、てっちゃんも草野さんも、息の合ったメンバーとサポートメンバークージーの演奏と歌、おなじみの曲であっても、こうしてまた今のスピッツで聴けることの幸せを感じた。

今回のDVDでは、初めてアンコール曲が一曲入っている。今までは、アンコールはそのライブに来てくれた方たちのものということでDVDには入れない意向だというように聞いたことがある。しかし、今回は大宮でのライブでしか聴けない曲なので、大宮には駆けつけれないファンのために特別に入っているのだろう。粋なはからいである。アンコール時のMCもほんのちょっとだけ入っていた。それでも、良い雰囲気が十分に伝わってきた。


スピッツ / さらさら


38th single 「さらさら / 僕はきっと旅に出る」 発売日:2013年5月15日 1. さらさら ※J-WAVE 春のキャンペーンソング 2. 僕はきっと旅に出る ...

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