深い河 [VHS]
昔観た映画。
遠藤周作原作。熊井敬監督。
見直してみたが、何だかなー
中途半端に古い感じ。小津作品くらいだと、逆に新しく感じられるのだが・・・。
秋吉久美子:女性の自分探しの旅? 最後のガンジス河での沐浴シーンが当時話題になったが、、、
今見ると、わざとらしい、、、微妙にファッショナブルだったりして、、説得力を感じない。
奥田瑛二:神父になる修行からもドロップアウトしてゆく魂のさすらい人。
彼の「たまねぎ」という言葉が印象に残る。
妻を亡くした男(井川比佐志)が亡き妻の「必ず生まれ変わるから、、、」という言葉にひかれてインドまで来る。 この小説のテーマの一つが輪廻転生だろう。しかしこの映画から何が伝わる?
全体にこの映画が今生きている人に対してどれだけの訴求力を持ちうるのか疑問に感じた。
古いと感じられる。時代はもっと複雑になっているのではないか?
自分探しの旅をする人が、のんびりとして、むしろ羨ましくさえ思える。
かって読んで、映画も見た遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」のほうが切実に印象に残っている。←こちらは浦山桐郎監督でした。
遠藤周作原作。熊井敬監督。
見直してみたが、何だかなー
中途半端に古い感じ。小津作品くらいだと、逆に新しく感じられるのだが・・・。
秋吉久美子:女性の自分探しの旅? 最後のガンジス河での沐浴シーンが当時話題になったが、、、
今見ると、わざとらしい、、、微妙にファッショナブルだったりして、、説得力を感じない。
奥田瑛二:神父になる修行からもドロップアウトしてゆく魂のさすらい人。
彼の「たまねぎ」という言葉が印象に残る。
妻を亡くした男(井川比佐志)が亡き妻の「必ず生まれ変わるから、、、」という言葉にひかれてインドまで来る。 この小説のテーマの一つが輪廻転生だろう。しかしこの映画から何が伝わる?
全体にこの映画が今生きている人に対してどれだけの訴求力を持ちうるのか疑問に感じた。
古いと感じられる。時代はもっと複雑になっているのではないか?
自分探しの旅をする人が、のんびりとして、むしろ羨ましくさえ思える。
かって読んで、映画も見た遠藤周作の「わたしが・棄てた・女」のほうが切実に印象に残っている。←こちらは浦山桐郎監督でした。
愛する [VHS]
つまらないなどと言うレビューがありましたが、素人の言うことは聞き流すとして。先ずキャスティングが良い。酒井君のその後の活躍を暗示しています。また、作品がタイムリー。ハンセン氏病訴訟を暗示するかのようです。原作を思わず読み返したくなったのは、私だけではないでしょう。以上のように、玄人向けの渋い一品です。この作品を理解できないようでは………。
沈黙 (新潮文庫)
日本人信徒への残忍な拷問、殉教に「神は何故沈黙するのか」と問う宣教師の悲痛な叫び・・・。
私は日ごろ神や仏を信仰しているわけではないですが、かと言って神がいないと思っているわけでもなく、もしも生きるか死ぬかという窮地に立たされたら、きっと神に命乞いをするに違いありません。それが一般的な日本人の姿だと思います。信仰心が厚ければ人は病気にならないか、事故に遭わないか、愛するものの命を不意に奪われないか、答えはノーです。では、何故人は信仰するのか。心の救いを求めるからです。信じる者の心にのみ神は存在するのです。
神の為に潔く殉死していく隠れ切支丹たち、その拷問を受ける姿に耐えられなくなったパードレの選択は・・・。クライマックスは壮絶です。神とは、信仰とは、人間とは、深い思考の渦に落とし込まれます。これこそ世代を超えてすべての人に読んでもらいたい名作です。
愛する [VHS]
わたしはレンタルビデオ店でビデオのパッケージを見るまで、映画「愛する」の存在を知らなかった。「全国でロングランヒット」と書かれてあったが、私は知らなかった。 あるキリスト教の教会の掲示板に、渡瀬恒彦主演の「親分はイエス様」という、凄い題名の映画のポスターが張ってあったのを見たことがある。「愛する」も「親分はイエス様」もキリスト教の信者向けに作られた映画であるのだろう。 そんな「愛する」をクリスチャンではない私が観て抱いた感想は、不覚にも涙を流してしまったくらいに、感動した。信仰を持たない私が感銘を受けた理由は何なのであるか、正直に申し上げれば、私にも判らない。 ハンセン氏病が主題である映画といえば、みなさんご存知の「砂の器」がある。「砂の器」は新劇の故加藤嘉、新国劇の緒方拳がクライマックスの場面で、泣き叫び、観客を涙に誘う仕組みになっていた。 「愛する」にも、主演の渡部篤郎、酒井美紀が号泣する場面はある。ただ単に私も涙に誘われて、涙しただけなのか。私はキリスト教の「愛」が今一つ良く判らないでいる日本人の一人である。 信者ではない。出演者の演技に感銘を受けたのでもない。熊井啓の映画のファンでもない。ストーリ自体にも、率直に申し上げれば、空々しさを感じてしまった程である。 多分死ぬまで判らないような予感がする。それでも良いと、私は考えている。
遠藤周作の『沈黙』読書会(2015 2 14)
読書会のレジュメはこちら http://soc9.heteml.jp/resume/silence.pdf 長野市で毎週読書会をしています。 信州読書会 ...
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