ワンピースフィルム ストロングワールド Blu-ray 10th Anniversary LIMITED EDITION 【完全初回限定生産】
面白かったです。面白かったんですが…あくまでワンピースの映画版の中で群を抜いてるといった印象です。 アニメはほぼ未見で映画もストロングワールドを含め2、3作しか見ていませんが、本作はそれら全てを含め一番の出来だと思います。 正直自分は原作のファンです。 本作は尾田栄一郎制作総指揮との事で期待して見ました。 映像は自分が見た数少ないワンピースアニメの中でも非常に原作に近く違和感無くすんなり入り込めました。 …が、何だか物足りないし納得がいかない部分が多々… ストーリーは他の方も書いている様にアーロン編の焼き増しと言った印象。 討ち入りのシーンはゾロが銃を扱う事に違和感。まあゾロだけでなく他のメンバーも違和感を感じましたが…フランキーなんかも全身武器だしそっちのが強力だろうと。 話的にも原作の様な衝撃、感動はない。そして金獅子のシキがあまりインパクトがない。なおかつ弱い。 映画の尺もあるだろうけどあれで伝説の海賊とされても拍子抜け。ロジャーと渡り合う程の海賊が、パシフィスタにすら勝てないルフィにあんなに呆気なくやられる訳がないかと。だってセンゴクとガープが二人掛かりでやっと捕まえられる位強いんですから。
漫画にそんなリアリティ求めてもと思われるかも知れませんが原作の大ファンだからこそ余計に気になりました。原作の尾田栄一郎総指揮との事だったので。
ですが細かい事を抜けば非常に面白く見れました。 アニメはちょっと…と敬遠していた原作ファンにもオススメしたいです。 Blu-ray版は本当に映像も綺麗なので視聴環境のある方は是非こちらでどうぞ。
デススマイルズII X 魔界のメリークリスマス (初回限定版:デススマイルズII オリジナルサウンドトラック同梱)
前作のノリで遊ぶと絵、ゲームシステム共に違和感を覚える事になります。
パワーアップ状態が得点システムの肝である部分は変わりありませんが、
前作と違い、敵キャラと得点との間にワンクッション「敵弾」という要素が
入ってきます。
そのため、シューティングというよりアクションパズル的なプレイ感覚が強く、
そのあたりで好き嫌いが別れそうです。
ただし、ゲームとしては面白く出来上がっていますのでご安心を。
コンフィグによるゲーム難度の調整は非常に細かく設定できるため、バリバリの
シューターというより、ゲーム初心者やSTG初心者にこそプレイして欲しい
一品です。
テイルズオブファンタジア なりきりダンジョンX
SFCで誕生した名作RPGテイルズオブファンタジア。
PS、GBA、PSPとリメイクされてますが今回なりきりダンジョンをセットにしたPSPで二回目のリメイクとなります。
正統派ファンタジーとタイムトラベルと言う魅力的な世界観と、単なる勧善懲悪に留まらないシナリオはテイルズらしさの真骨頂と言えます。
戦闘システムもかなりスピーディになっていますのでファンタジアを未プレイなら非常におすすめのRPGです。
・ファンタジア
イベントシーンのボイス追加は前回のリメイクの目玉でしたが、今回最大の目玉は戦闘システムの改良でしょうか。
術発動中もキャラが動けたり、デフォルトでマニュアル操作が可能になったりと最近のシリーズにかなり近づけています。
スピーディさに加えて挟み撃ちされた状態で戦闘が始まる事が多いのでザコ戦でも油断は禁物。
緊張感を保ってプレイ出来るので何度もプレイしている方には丁度良い難易度だと思いました。
ただショートカットや作戦である程度カバー出来るとは言え、味方のAIの進歩が見られず残念な出来なのでもうちょっと強化して欲しかったです。
戦闘以外では新キャラ、ロンドリーネが仲間になります。
詳しくは伏せますが、なりダンの方もプレイしないと彼女の謎は解けません。
ただ後付キャラとは言え世界観と矛盾した設定を持っているのは頂けないです。
設定以外でも正直な所かなり浮いていた存在なのでもう少し上手く絡ませてあげても良かったかなと思います。
・なりダン
コスチュームを着替えながら様々なダンジョンをクリアしていくRPG、ファンタジアをクリアした後にプレイしてみてください。
プレイし始めはファンディスク、後日談と言った「オマケ」として見ていましたが、物語が進むにつれて「正統な続編」として楽しめる完成度だと考えを改めさせられました。
『単なる勧善懲悪に留まらないシナリオ』という点に置いては究極的でファンタジア以上だと思います。
敵の強さやシステムの高度化で戦闘の難易度は高いですが、やりがいも高いです。
味方のAIも作戦を的確に設定すればかなり思い通りに動いてくれます。
イージーでプレイすれば力押しでもクリア出来ますが、ハードで防御やバックステップを駆使しながら敵の攻撃をさばきつつ、上手くコンボを繋いでプレイする事も出来ますのでプレイヤーの上手さ次第で面白さをどんどん引き出していけるシステムだと思います。
フィールドの移動速度がやや遅めなのが気になりました。
ファンタジアが異様に速いので相対的にかなり遅く感じます。
コスチュームを入れるタンスにキャラが設定されているのですが、これが本格的なウザキャラです。
どの位ウザいかと言うとドラクエ9のサンディに肩を並べられるレベルです。
正直喋らなくてもシナリオ的には全く問題ないので余計な存在だと思いました。
ロングスカート
とても充実したCDになってますvRAGFAIRでお馴染みのラブラブなカップルフリフリでチューや礼央さんのラジオで流れるジングルの曲が入ってます♪
男女のツインボーカルがとても心地良いですv
買って損はしないと思います!
Xブレード
アクションというより、アクションRPGに近いです。
難易度は低め、イージーからハードまで選択出来ますが、ノーマルでも結構ヌルいです。
一度クリアすると、最高難易度のプロが出現。
ストーリーも、スキルの選択次第で分岐するようなので、2周は楽しめる仕様になってます。
コスチュームチェンジも可能で、途中でコスチュームを手に入れれば、服装を変更出来ます。
露出の少ないコスもあるので、このTバックが気に入らない方はさっさと変えてしまうのも良いかと。
肝心のアクションについてですが、まずガードという概念が存在しません。
魔法で武器を強化し、通常攻撃でレイジゲージ(RPGで言うMPのようなもの)を溜める。
そして必殺技で敵を一掃。基本はこの繰り返しです。
また属性の優劣があり、一部の敵は属性も考えないと倒せないようになってます。
それに気がつかないと、いつまでも戦い続けないといけませんが、ゲーム中で魔法で戦うよう指示されたり
モンスター図鑑のようなもので、いつでも敵の弱点を調べられたりするので、詰まるよな状況になることはないでしょう。
カメラワークは悪いです。キャラに寄り過ぎていて、周りが見えにくいです。
視点の拡大縮小も出来ないので、敵を見失うことがしばしば。
敵は画面外からも攻撃してくるので、不意打ちを食らったり、見えない位置で魔法を詠唱されたりと
理不尽な点がいくつかあります。
アクションに期待してる方には、あまりオススメできないゲームですね。
逆に、あまり難易度が高いのはちょっと…という方や、ヌルゲーマーの方には丁度良いと思います。