丹下左膳餘話 百萬兩の壺 [DVD]
戦前にこの様な時代劇が作られているとは驚き。
軽快なテンポ、シャープな殺陣、どこをとってもセンスがいい。
改めて見ると本作が現代劇の様相を呈している事が分かる。
何しろ戦前の、かつての豊かだった日本がこの映画では遺憾なく描かれているからだ。
丹下左膳(一) 乾雲坤竜の巻 (光文社文庫)
本の好き嫌いしていませんか?
「え?大衆文学?う~ん僕純文学しか読まないんだよね~。」
「丹下左膳?あぁ知ってる!あれでしょ?『立てぇー!立つんだ○ョー!!』の人でしょ?」
読め!とりあえず読め!大衆文学の実力を思い知れ!
何が実力?まず主人公の丹下左膳が濃い!隻眼隻腕の狂剣士です。優しい言葉遣いになったが最後、嬌声と共に人を斬る。大菩薩峠の机竜之介がクールでニヒルな感じなら、こっちは狂気と妖気が漂ってます。
さらにこれでもか!っと物語が二転三転します。先読みが全くできん...。
ちなみに私個人としては、この後の「こけ猿の巻」より「乾雲坤竜の巻」の左膳方が好みです。
丹下左膳 百万両の壺 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]
豊川悦司さん演じる丹下左膳は強くて情にもろい、まさにヒーローです。伴侶のお藤さん演じる和久井映見さんは今までにない程気が強い
役をされていて左膳とお藤さんの言葉のやりとりは漫才のように笑えます。ちょび安演じる武井証くんは可愛いだけでなく泣かせてくれます。
何度も見てみたい作品です。
丹下左膳 [DVD]
この作品がテレビ放送したときビデオにとっておかなかったことが大変悔やまれていました。
その作品のDVDが発売となりうれしい限りです。
いろいろ語りたいことがあるのですが、これだけは言っておかなければいけないと思いました。
最後左膳が遊びに行くといって出かけた先は・・・・・・。
このED見るためだけでも買う価値はあるかと。
いい意味でも悪い意味でもすべてがぶち壊されたような気がしました(笑)
使用された曲はブルーハーツ
♪ぼ~く~の~み~ぎ~て~知りませんか~~~?
・・・・・・・・・・まんまです・・・・・・・・・・