つよきす Cool×Sweet 第2幕 [DVD]
私は原作のゲームは全くプレイしたことが無いのですが、聞くところによると、このアニメの主人公はPC版には登場せず、PS2版に追加されたサブキャラだそうです。
また、通常ギャルゲーと呼ばれるゲームのアニメ化では、主人公にゲームプレーヤーにあたる男の子を配置するものですが、このアニメつよきすでは前述の近衛素奈緒というキャラの視点で話が進んでいきます。
キャラクターのデザインや設定もかなり原作と違っているようで、評判を聞く限り、非難や怒号が渦巻いていると言っていい状況のようです。
確かに原作が好きな方にとって、全く違うものが出来てきたら不愉快に感じるのは当然だと思います。
しかし少し考えると、原作と全く違うものにしたらこのような反応が起こることは容易に想像できるわけで、私にはワザと原作ファンに意地悪してるような印象を受けます。
だからといって、出来上がったものが悪かったら元も子もないのですが、素直にこれ、面白いですよ。
真面目に突っ込んだら「ありえないだろ」の連続ですが、このアニメにはこれで納得させるパワーを感じます。
各キャラもいい味出してます。嫌な人間、悪人は出てきません。
気楽に見れて、なんかおかしくて、見終わったら何故かほっとするような作品です。
主人公が女の子だからか、女性が見ても面白く仕上がってると思いますよ。
ゲームとアニメ、媒体が違うものをどのように変換するのが正しいのかなんて誰にもわかりませんが、つよきすスタッフはアニメが楽しくなることを最優先して製作されたように感じます。
マジキュー4コマ メモリーズオフ -10th ANNIVERSARY- (マジキューコミックス)
全体的に当時の最新作の6のネタが多いです。
初期から外伝まで幅広く扱って薄ーく収録した感じですね。
10年もたった今だからこそ
もう少し、もう少し、と値段の割には物足りなさを感じる人がいるかもしれません。
どこのネタにもアノ人がいます(9割は登場)。
彼がいたからのメモオフだよなとおもいます。
メモリーズオフ クロニクル (DVD付)
昨年メモオフは、1999年の1st発売より、シリーズ10周年を迎えた。
それを記念して今年2月にマジキュー4コマからのアンソロジーが出たが、それに引き続き、10周年記念の集大成として本書「メモリーズオフクロニクル」が刊行された。
前3分の2はフルカラーページであり、1stから順に、歴代メモオフヒロイン(+サブキャラ)の紹介と、各種ポスターなどで使われたビジュアルが、とにかくふんだんにちりばめられており、メモオフファンとしては非常にたまらない。
その他、作品内歴史年表として、メモオフ作品内での出来事を年毎に追うことができるページもある。
後ろ3分の1はモノクロページであり、データ編と攻略編に分かれている。データ編には設定画ギャラリー・関連グッズ一覧表・BGMから厳選された4曲のピックアップ楽譜コレクション・イベント一覧表がある。攻略編には、各作品・各ヒロインごとの攻略チャートのほか、メモオフみっくす完全回答集が挿入されており、それらのページにもやはりビジュアルが余すところなくちりばべめられており、見ていて飽きさせない。
うれしいのは、今夏発売予定の新作「メモリーズオフ ゆびきりの記憶」のヒロイン5人が紹介されていること。ちなみに、メモオフ公式サイト内にあるティザーサイトではまだ公式発表はなされていない。そして、プロデューサーからのコメントとして「アノ人も出る」というので、やはりメモオフはメモオフとして今後も続いていくのがうれしいところである。
得点付録として、まずメモオフ人物相関図。全てのメモオフキャラの関係性が一目で分かる相関図だが、その中心にいるのが「アノ人」。そう、メモオフは「アノ人」で動いているのだから。
最大得点目玉付録が、♯5仙堂麻尋役の井ノ上奈々とプロデューサーによるメモオフ聖地巡礼スペシャルDVD。完全撮り下ろしの聖地鎌倉を2009年12月に巡ったものの記録である。
表紙は、1st・2ndでキャラクターデザインを務めたささきむつみ氏による描き下ろし永遠の14歳桧月彩花(通称:羽根彩花)。表紙を見ただけでそれはもうドキドキである。
10周年記念の集大成珠玉の「メモリーズオフクロニクル」。その豊富なビジュアルと10年間の軌跡に、メモオフファンの脳はゆすがれずにはおられない。文句なしの珠玉の1冊として、全世界のメモオフファンは即買いである。まだ本書を手にとっていない人は、すぐさまニンニンネコピョンもしくはトモヤを引き連れて買いに走りに行くべきである。
妄想ボイスCD第3弾「告白CD」
おにいちゃんCDは照れくさくて5分と持ちませんでした。おしかりCDは興ざめして最後まで聞けませんでした。でも、この告白CDはちゃんと最後まで聞くことができます。単に「好き」「愛してる」だけでなく、少し遠まわしなセリフもたくさんあり、工夫が見られます。キャラクターも12人おり、ツンデレ、妹萌え、メイド萌えなど性癖が考慮されています。多少無理のあるキャラもありますが、お気に入りキャラもきっと見つかるでしょう。個人的には不良少女が言葉に詰まりながら「・・・好きだ」というところがお気に入りです。昨今の人気アニメのヒロインに比べればグレードは落ちますが、十分楽しめるCDだと言っていいでしょう。