究極のベスト! 上田知華
上田知華&KARYOBIN時代からソロにかけて、一応レコード会社の枠を超えた"究極のベスト"盤らしいが、如何せん収録曲はたった9曲のみで、代表曲・ヒット曲中心(?)の選曲<もっといい曲たくさんあるぞ~っ!>、ジャケ写はKARYUBINのアルバム「全曲集」からの流用…と何とも安直な企画編集アルバムであること。。。
入門編としてこのアルバムを聴いて気に入ったとしても、KARYOBIN時代のオリジナルアルバムが全て現在廃盤で入手困難。。。
どうせなら、2枚組にして上田知華のアンソロジー的なベスト盤でのリリースで、過小評価されがちな彼女(彼女のユニット)の再評価を期待したい。
IvoryII
今井美樹の2枚目のベストアルバムである。
オリジナルリリースが1993年なので、
すでに12年も前の話である。
今、このアルバムを聴くと、
いろいろな時代背景を思い出すのもあるが、
改めて、丁寧な音作りに感銘を覚える。
どの曲をとっても、
ふわっとした柔らかい心地のサウンドを
心がけて作っているように思えるが、
それでいて、主張や主体のテーマの伝達性には
非常に富んでいる詩の内容や、
アレンジのテーマや主題を大きく反映させる
歌い方とその曲の連なり。
どれも合格点といえると思う。
個人的にすきなのは、
「半袖」が入っていることである。
今聴くと、確かに時代感は否めないが、
それでも、優作の聴きごたえは、
感じられると思う。