ゴールデンスランバー [DVD]
友人は、「結論がハッキリしなくてイマイチだった」
という感想を持ったようです。
黒幕は誰だ?ということに焦点を当ててしまうと、
確かに不満の残る内容かもしれません。
この作品のテーマは、そこではないのだと思います。
巨大な組織から逃げる途中、力を貸してくれる仲間達。
古くからの友人であったり、初対面の人であったり
誰も信じられない状況で、誰かを信じることで逃げ続けられる。
「人を信じる」とか「仲間」とかの大切さ
そういった部分に焦点を当てて見れば、面白い作品です。
あと、キルオがとても良いアクセントになってますね。
フィッシュストーリー [DVD]
夢があっていいなぁ…なんて思いました。
しかも、それは見ている側にしか分からない謎解きの様なお話しだから、傍観者ながらもこの素晴らしい世界を見届けた感覚になれて、なんだか素敵な気持ちになれます。
あの歌が頭から離れません。
THE LAST MESSAGE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]
劇場でまず3Dを見始めたらピントがずっと合わない。
3Dグラスが合わないのかスタッフに尋ねると、今作は3D撮影したものではなく通常撮影した後に3D処理した作品なので見にくい場合もあるとのこと。
確かにヘリコプターの機体に「海上保安庁」の文字がありますが、3Dでみると動いてるヘリの機体の文字は終始ブレたままで見にくい。
劇場ではスタッフが3D用グラスの使用料を返金してくれた上に30分後に上映開始の2D版の席を用意してくれた。
2Dで観たらストーリーに集中できて最後までストレス無く観れた。
まだ家庭用3Dでは試していないが『3Dで観たい』って方にはオススメしかねる。
個人差があると思うので一考まで。
内容はお馴染みの仙崎大輔を演じた伊藤英明が活躍する救出劇だが、今回は前作のリミットオブラブよりも更にスケールアップした洋上に浮かぶ天然ガスプラント(工場のような物)からの脱出。
諸外国との共同運営している工場だけに事故が起きて、数名の邦人の命を救うために天然ガスプラントを放棄するかどうかの判断を外交の立場から政府が迷う。
この作品、セットにはかなり凝っててお金もかかってると思う。
見どころはアクションシーンはもちろんだが、海猿はやっぱり泣けるシーン。
仙崎の妻役を演じる加藤あいの回想シーンはやっぱりジーンとくる。
欲を言えば時任三郎と石黒賢にもっとアツい男っぷりを演じて欲しかった。
評価は★3つですが、これは今作の評価が低いのではなく、前作までのシリーズの完結編的な位置づけの三作目よりも過去の作品のデキが良かったため。
悪くはないですよ。