怪談新耳袋 百物語 DVD BOX
コメディなノリ、ホントに怖がらせるノリ…
色んな作品がありました。
キャストの被る話が後半に偏りまくる、一つの話を分割したものが結構あり実質99話ではない、特典DVD(ドキュメント?)のテロップの誤字が間抜け…など、不満点もありますが、概ね満足です。
また、特典に、一話一話についてコメントがある冊子があり、逸話が読めて面白いです。
短い時間に気軽に観れるホラーが欲しいならお勧めです。
質的な面では傑作というには及ばないものの、
全体的にそこそこ楽しめるレベルだと思います。
グリーグ没後100年特別企画 抒情小曲集[全曲]
グルーグ抒情曲は、このポブウォツカ全曲集、ギレリス選曲集、館野泉選曲集の3つを持っていますが、このポヴウオッカの演奏が一番素直で丁寧です。一音ずつ丁寧にうたうように弾いていて、抒情曲というに、もっともふさわしいと思う。ギレリス版には、もちろん煌めくような演奏があります。
レンブラントの夜警 [DVD]
『夜警』には隠された意味があった、というストーリー。といってもイコノロジーとは異なり、殺人事件の陰謀をレンブラントがこの絵で告発しているというミステリー劇。
ここであえて「劇」と書いたのは、まるで舞台劇を観ているようなつくりだったからだ。徹底的なフロンタリティ(佐々木英也岩手県立美術館館長によると、真っ正面からの構図のこと。ルネサンスからバロックの時期に好まれた)ゆえである。
このスタイルに馴染めないと、観るのがつらい映画かもしれない。
ストーリーはけっこうエンターテインメントなのだが、描き方がまったくエンターテインメントじゃないので、この映画は歓客を選ぶだろう(実際は映画は観客を選べないわけだが←これは小説も同じ)。
同じストーリーでハリウッドがつくった映画を観てみたい。
*音楽が素晴らしかった。サントラを手に入れようと思ったのだが、どうや出ていないようだ。
ボッケリーニ:マドリードの夜警
イタリア人作曲家が基本的に好きで(パガニーニ、ビバルディなど)、N饗アワーで初めて知った曲ですが、ベートーベン、モーツアルト、ブラームス等々メジャーな曲を数多く聴かれた後などにお薦めできる、ほっとする、心和ませる曲でした。私の中では絶賛です。