浪華疾風伝 あかね 弐 夢のあと(ポプラ文庫ピュアフル つ 1-2)
ある意味、物語がふたつある。
ひとつは、茜(淀君の娘である那々姫)の数奇な運命の物語。
ひとつは、お龍(大阪の豪商鴻池のはねっかえり娘)の冒険と才覚の物語。
どちらからのアプローチでも読めてお得?、な反面、片方に絞ってじっくり描いても面白そう。そして、どちらの物語も、まだはじまったばかり。また、著者お得意の「在天」の活躍もそれなりに楽しめる。
家紋デザインカバー for iPhone4「真田六文銭」
デザインは「真田の赤備え」そのもので見た目にも良いです。
ボタン操作にも邪魔にならないカットがされていて、
全てのボタン操作がスムーズです。
しいて言えば、
「Sanada」の文字は漢字で「真田幸村」にして欲しかったです。
唄の市第一集(紙ジャケット仕様)
エレックの隠れた名盤たちが一気に紙ジャケでCD化されるとの事!なんてすばらしいんでしょうか!!
中でもこの「唄の市第一集」は拓郎のライブでしかきけなかった「ハイライト」を収録した盤として有名でした。ハイライトは'96年発売のベスト盤「LIFE」でCD化されましたが
有名なMCはカットされていました。他にも古井戸の花言葉、大雪のあとでの2曲は圧巻の名演ですし、ピースシティーの「失恋の歌」も名曲です!
桜中学音楽大全集(限定盤)(DVD付)
金八、貫八、仙八、新八が全部揃って音楽集となるとは豪華な企画です。たくさんの挿入歌たちがこの音楽集でまとめて聴けるのも嬉しいけど、重要なシーンで流れたエンヤ、白鳥久美子じゃないほうの「アメイジング グレイス」(白鳥版も好きです)などが他にも全部入ってないのが悲しいです。せっかく期間限定で大きくリリースしたのだから…と思います。でも本当に良い曲ばかりです。きっとこれも長いシリーズとなってる要因ですね。
俺たちのフォーク
ここに収められている懐かしい曲は、フォーク・ソングが爛熟した文化を作り、ニュー・ミュージックへと進んだ時代を代表する名曲ばかりです。
1970年代を中心とした当時のヒット曲を集めた2枚組コンピレーション・アルバムですので、幅広い年代をカバーしています。青春のメロディという性格を持っていますね。
冒頭に収録されている「友よ」の岡林達のシンプルでストレートな歌唱を聴くたびにあの時代の若者の持つエネルギーの象徴がこの歌に集約されていると感じます。70年安保に端を発した学生運動の連帯感を支えた歌だったといえましょう。
また五つの赤い風船の「遠い世界に」は、当時の若者の間で誰もが合唱した曲だと言えるでしょう。集会の際によく歌ったものです。
音楽が時代の空気を作っていたのです。時代性の象徴として「歌」が存在していました。
高田渡さんの「自転車にのって」、天野滋さんのヴォーカルが聴けるNSPの「夕暮れ時は淋しそう」、西岡恭蔵さんの名曲「プカプカ」など、残念にも鬼籍に入られた方々の歌声はCDの中では生き続けています。
赤い鳥の名曲「竹田の子守唄」も長らく放送禁止歌として扱われてきましたし、赤い鳥のベストアルバムにもほとんど収録されてきませんでした。そう言う意味ではこのアルバムの値打ちを分かっていただけると思います。
その他の収録曲のどれもが、前奏を聞いただけで歌いだしが思い出せるほどです。我々の世代の「ナツメロ」なのでしょうね。
もう一度、あの時代の「フォーク・ソング」を聴いてみませんか。