マンガ嫌韓流
一般マスコミがタブーとして報道しなかった韓国が、分かりやすく書かれています。(まだまだ、ほんの一部ですが)
日韓の歴史を勉強している読者には既知の内容ばかりですが、韓流ブームではじめて韓国という国、文化に触れた方々には衝撃の内容だと思います。
少々記述が浅いと思うところは、2002ワールドカップ共催の章ですね。
出きれば、開催期間中の不透明な部分、抜け落ちた品位だけではなく、共催に至る韓国側の知られざる真実も記述してあれば、より知識を深められた筈です。
マスコミ主導による韓流に、踊らされ、日韓の陽の部分しか知らないままでは、真の日韓友好を図る事は出来ないと思いますから、特に韓国ファンの方々に読んで貰いたい本です。
続編を期待しています。
「若者奴隷」時代 “若肉老食(パラサイトシルバー)”社会の到来 (晋遊舎ムック)
若年層に雇用が回ってこない最大の理由は誰が考えても明らかなのは、年金需給時期の先送りで定年の延長が進んでいるからです。
この世代は、人口がもっとも多く。
彼らへの雇用延長を熱心に勧める以上は、若年層に雇用の不足が生じるのは当然の成り行きと言えるでしょう。
しかしメディアは誰も取り上げない
この問題に関しては異常なほど口が堅いのが現状です。
現在の年金受給者への支給される年金額は、将来、若年層が受給される年金と比較しても明らかに多い。
そもそもいまの70歳以上の年金受給者のほとんどが、現在定められている25年以上の年金の支払いを行なった者ではありません
一年でも年金を支払っただけで受給している人たちも少なくなく。
そのしわ寄せが、現在、年金を支払っている若年層に向っているのも当然のことでしょう。
これまで若い世代は社会への参加意識が希薄であり
選挙で投票する人たちも少なかった。
それだけに政治家の意識も、団塊の世代以上の人たちに向かい。
若年層への対応があまりにもお粗末であった事は否めません。
社会もまた、いまだに中心にいるのは、こうした団塊の世代以上の人たちだけに
これらの人たちの立場を中心に考える傾向になっている事も否定できず。
若者が、もっと社会の一員であることを自覚して、社会や政治に無関心であることは、結局、自分たち自身に返って来る
その事実を理解するために、若者奴隷時代は少々、感情的で主観的なところがあるにしても、必要な本であると言えるでしょう
ジャパニズム03
まず、創刊号、前号に引き続いて(私が一人で勝手にやっている)「表紙を読む」ことからいきます。
海をバックに立つ少女。前の二人とは違ったタイプで、行動力がありそうです。その手には、というより身体も使ってしっかりと「支えている」ボード、描かれているのはハイビスカスの花。連想されるのは南国、熱帯、さらにボードの色形も考えに含めると、これ=台湾と見るのは飛躍しすぎた見方でしょうか。
ここまで見て、今号のテーマは、
創刊号で「日本は復活できる」、前号で「大丈夫」と来ていることから見ても、「行動しよう」ではないでしょうか。
バックの海は穏やかです。水面下までは分かりませんが、現状はそうです。当初は、次々と襲い来る「波(試練)を乗り切れ」かと解釈していたのですが、もっと前向きに考えて、「波(チャンス)に乗れ」だろう、と見ています。
・・・と、表紙はこれぐらいで、今号ですが、
まず、「誇るべき日本」と題された巻頭のグラビア。美しい日本の秋の風景に心が和みます。
続いて、「靖国の夏」。見て下さい、これのどこが「侵略の象徴」でしょうか?そして、「伊勢神宮、永遠と再生」。「静謐なる美。」という表現が良い、これ以上は思いつきません。
すぎやまこういちさんの「平成日本への伝言」、元気が出ます。
刮目特集として、拉致問題九年目の真実があります。もう九年「も」経ったのですが、一向に進展がありません。横田めぐみさんの母、早紀江さんは現状を「日本の恥ずかしいこと」と表現しています。それだけでなく、「何かおかしい」ということにも気づいておられます。やはりどこからか圧力がかかっているようです。政府関係者はそれを言われてシーンとしてしまったそうです。
他のところでは、漫画家 山野車輪さんの「平和戦隊 ショクザイジャー」に考えさせられるところがありました。前号ではただのギャグだけだったのですが、「愛国」とは何か、と作中で語られていたところに明確に反論できませんでした。山野さんの作品は作画・作風に相当のクセがあって、今までずっと避けていたのですが、これを機会に手に取って読んで見ようかな、と思います。
今号もオススメです。