スターフォックス64 3D 完全攻略本
本作の最大の醍醐味であるスコアアタックに重点を置いている。
各ステージに出現する敵の種類、数、タイミングを正確に記している為、勲章やメダルを狙っているプレイヤーにとっては大いに参考になるはず。
隠されたアイテム(レーザー、ボム)及び敵編隊の出現条件も描かれているので、思わぬ発見があるかもしれない。
「世界観研究」という触れ込みの巻末コーナーは、本作の裏設定とスターフォックスシリーズ作品の紹介にのみ留まっており、本シリーズに詳しい人間が新たに得られる情報は無さそうだ。
目立った欠点が二つある。
ひとつは、エクストラモード時の敵配置が描かれていないこと。
もうひとつは、(メテオ・セクターX両方の)ワープゾーン内のマップが無いこと。
上記二点はスコアアタック上においてかなり重要なファクターになる為、これを割愛して「完全攻略本」と銘打つのはいかがなものかと思った。
とはいえ、本書が初心者にスターフォックス643Dをより楽しんで頂ける一冊であることは間違い無く、「とりあえず遊んでみたけどイマイチだった」という人を引き止める効果はありそうだ。
スターフォックス64 ― オリジナル・サウンドトラック
全てオリジナル音源です。ゲームのサントラに慣れていない人は、がっかりするでしょう。とくに、トランペットなどブラスの音は、蝉に近いです。ハイエンドオーディオで聴くと、日頃聞けない、なかなか味のあるサウンドが鳴ります。
しかし、やはり、それはそれ。いいものは、いいです。ゲーム音楽以外では聞けないような、戦闘的な曲、ゾクゾクする曲が、たくさん入ってます。ゲームのサントラ好きなら外せない一枚です。
スターフォックス64
先日、続編のアサルトを買ってプレイしたのだが、あまり面白いものではなかったので、昔熱くなった64を引っ張り出して遊んでみた。・・・やはりすごく面白い。さすがにグラフィックはお世辞にもキレイとは言い難いが、ゲームとしての楽しさ、操作性、爽快感は現行のゲームに全く遜色無いデキである。魅力的なキャラの楽しいセリフ、スターウルフとの熱いドッグファイト、自分自身との戦いであるスコアアタック…。一度クリアしても、何度でもやりたくなってしまう。そんな作品である。面白いモノはどんな年月を経ても、色あせる事は無い。
スターフォックス64 3D (ワンダーライフスペシャル 任天堂公式ガイドブック)
書店で買いました。
一読しまして、ページ数は 240Pといったところでしょうか。
(多くも少なくもなく)
オールカラーで、中の紙質はツルツル過ぎず ザラザラ過ぎず。
本書構成は、各ステージに全体マップがあり模式的で見やすく、大きく図解してあって そのすぐ隣に解説がある感じです。
(ゴチャっとした感じもなく 個人的には読みやすかったです。)
各ステージの解説において、アイテムの出現条件・タイミングは勿論 敵機のそれや、エキストラの情報も載っています。
ボスの弱点や、より良く誘爆を狙うコツそして無限誘爆の敵&オブジェも一通り記載。
『メテオ』と『セクターX』のワープ中のマップもちゃんとありましたよ。
パッケージ帯に
「めざせ、1700HIT超!」と書いてあるし まぁ解説もその通り、丁寧な印象。
ただ 欲を言えば、値段が若干高いのと
制作者インタビューみたいな枠が欲しかったかなと。
ですが、解説自体は 攻略本レベルには申し分なかったです。
不満は微塵も有りません。十分です。
あとは、内容を暗記して いかにして実践で役立てるか。
頑張りまーす。
STARFOX64 3D(スターフォックス64 3D)
タイトル通り、原作をしっかり踏襲しつつ、グラフィックを書きなおすスタイルをとっている作品。
勝手ながらスクリーンショットを見ただけではただの64のベタ移植かと思っていましたが、
実際に自分の手元でプレイしてみると、グラフィックは新規に書き直しされいてびっくり。
とくに海に揺蕩う波の表現は、大幅に進化していて素晴らしいと思いました。
かつて小学生だった頃、最初のステージでとある行為をするとファルコに誘導されて・・・
意外と覚えているもんだな。と自分でもプレイしながら感動。
正直、リメイクばかりの3DSの現状はいただけないところですが、こういう良いリメイクなら大歓迎。
やはり、「システムはそのまま、グラフィックは時代合わせて書きなおす」というリメイクがいいです。
3D機能に関しては、店頭の試遊機で数作品、最近プレイした某社の大作RPGのリメイクと経てきた中で、
一番しっくるくるというか、「奥に進む」プレイスタイルと3Dの相性の良さにびっくりしました。
(クリアするまで一度も3DボリュームをOFFにしなかったのは自分でも意外)
新機能のジャイロ機能に関しては、個人的には使わなかったけれど遊びの幅が広がっていい感じかと。
ただし視点の問題で3Dとの相性はよくないと言えるでしょう。その時はボリュームをいじることで対処できます。
さて、全体的に素晴らしい作品ですが、1つだけ苦言を呈するとすれば、「声優」の演技です。
声優が変わることは全く問題ありません。ただ、変わったのであれば、その声優の演技をして欲しいです。
今作では、初代と違う声優さんが、「初代の声真似をした」音声が収録されています。
これは、新規でプレイする層には問題ありませんが、かつて懐古ユーザー的には非常に残念。
下手に似せようとするので、かえって違和感がするのです。
スターフォックスシリーズを体験したことのないお子さんたちや、かつて遊んだ大人たちにもぜひ。
名作のリメイクはやはり名作なのでした。