愛と追憶の日々 [DVD]
老いていくことがたまらなく嫌でいつまでも若くいたいと願う気が強い母親と、若さを思いっきり満喫していつでも自分が思うように突き進んでいこうとする娘をそれぞろシャーリー・マクレーンとデボラ・ウィンガーがみごとに演じています。デボラのくったくのない溌剌とした笑い方はすごく好きです。シャーリーは孫ができておばあちゃんと呼ばれるのも嫌なほど、老けたくなくても、久しぶりにした恋愛中の表情と、ストーリーのラストの方の表情とではまるで別人のようで、大女優の風格を感じさせられました。年をとりたくない母親に対して、若さの限りを満喫していた娘という二人に対してラストの展開は皮肉でした。2時間のストーリーの中に、二人の愛情に溢れた人生が思いっきり詰まってます。心が温まる名作です。
夕べの星 [DVD]
あなたは、
老いが恐い?
だから、
この映画に関心が?
(引用文によると)
失望に負けないで
失望は人間を殺す
病原菌なんかより
強い力でね
気を取り直して
悪循環から抜け出るのは
まずそれ(同じ行動パターン)を
破るの
追伸1
じつは、
この映画の問いかけは、
もうひとつあるんです
それは、
敵の存在です
シャーリー・マクレーンと
ミランダ・リチャードソンの関係
階級社会の嫉妬が原因だった?
(引用文によると)
敵は大切よ
人間を強くするから
これが、ラスト10分で
(引用文によると)
敵を持つのはいいことよ
命の恩人になる
SAVE YOUR LIFE!
追伸2
この映画の技法としては、
時間の経過がモチーフとして
繰り返し、繰り返し示されている
また、
大きなイベントも
あらかじめ広告として
モチーフが出ています!
DEPRESSED?
BUMMED! NEED TO TALK?
”暗く落ち込んでいる方へ?
AUDITIONーOPEN CALL
オーデイション 若い女性
この2つのモチーフが、
あなたをマクレーンの世界へ
引きずりこむと思う人は、
多くいるのかも知れません・・・
この作品は、
ファースト・クラスです!
愛と追憶の日々 [DVD]
娘のことに一々口出しする母と
それを毛嫌いし負けじと応酬する娘。
でも、その関係は冷めておらず、
切っても切れないほど強い。
そんな母娘関係を中心とした物語。
心配性で見栄っ張りで傷つきやすい女性オーロラ。
そんなオーロラに育てられた娘エマも母と似た性格。
常に心の中に満たされない想いがあるように感じる。
そこを互いに共感しつつ、つつき合っているよう。
依存し合っているのかもしれない。
あるいは自分自身を相手に見ているのかもしれない。
家族を含め彼女達の周りの人々も翻弄される。
ただ、オーロラの隣人ギャレットだけは異質で空気が違う。
オーロラが反発しつつも引かれてしまう所以かもしれない。
Terms of Endearment
国内盤が出てないとは・・・
10年以上前に探して探して、結局輸入盤を注文してTOWER RECORDで買いました
メインテーマとエンディングテーマがDVDで確認できますが軽快な名曲です
特にバイオリンが追従するところなんて鳥肌もので
セント・エルモス・ファイアーのテーマに通じるところがあります
(あちらは有名デビット・フォスターなので入手可能)
聞きどころはテーマやテーマをアレンジ、
そしてエンディングと昔ながらのサントラスタイルなところ
全部、歌なんてサントラも存在して画期的ですが、こういうサントラも味があります
私の結婚式で利用した曲です、お色直し後の入場にも使えます