口裂け女あらわる!―昭和怪奇伝説
初めて呪先生の作品を購入しました。怖いんだけれども、誰もが、一度は思ったり、想像していたようなこと。心の奥にあるようなものを実現したような作品たちでした。
口裂け女や、ダルマ女の話は一度は聞いたことがあるものでした。
買って納得の作品でした。
Castlevania Original Soundtrack
先日、ボクは「悪魔城ドラキュラ〜Best Music Collection Box」のレビューにて「同額出すなら聴きたいタイトルを2〜3本に絞って別々にCDを買う方が良い」と評価しました。
その後、このサントラを聴き、あの評価は間違いでなかったという確信を得るに至ったため、今更ながらここに書かせて頂く次第です。
ゲーム自体はシリーズの始まりを描いた作品だったという点を加味しても、お世辞にも良作とは言えませんでした。しかし、音楽に関してのみならば、これは間違いなく傑作と言える出来栄えです。
前述の「同額出すなら〜」のうちの候補に加えて是非とも聴いてほしい1本です。
なかでもオススメ曲は「刻忘れし庭園」、「聖骸共鳴院」、「真実の嘆き〜レオンのテーマ〜」、そして「ある一族への憧憬」の4曲。特に「ある一族への憧憬」はBOXにもゲームの限定版の付録CDにも収録されていないので、このサントラでしか聴けない曲です。
作中のほとんどの登場人物がそれぞれに哀しみを背負っている、あるいは背負う結末となりますが、そういった背景を見事に演出する音楽で溢れています。
青空の悪魔円盤―呪みちる作品集 (マジカルミステリーホラー)
安っぽい形容と思うかも知れませんが、天才としか言いようがない‥
特に「侏儒〜リューゲル〜」は素晴らしい。
幻想と現実には(意識からみれば)境目はなく、小説としての表現の限界はそこにある。
しかし漫画はそれを超えたと確信する作品。