11(初回限定盤)(DVD付)(紙ジャケット仕様)
最新作が常に最高傑作のスチャダラパーの通算11枚目にしてストレートなタイトルとはうらはらにタイト且つヴァラエティに富んだトラック、ナードながらも説得力のあるリリック・・・つーかこのへんの魅力はもう説明不要っしょ?とにかく全オンガクフリークよ、耳を貸しなさい。どんより曇りがちの未来がまたキラキラ騒ぎ出した☆LIVEが今から超楽しみ。BPMも高め。
SP 革命篇 DVD通常版
ドラマ「SP」の映画版。スタッフや配役がテレビ版のままだけあって、テレビ版のスピード感や面白さは、ほぼそのまま移植された感じ。出てくるシーンも、六本木や麻布や霞ヶ関等、都心に土地勘がある人には馴染みの場所が多く出てくるのは、見ていて楽しい(「革命篇」の冒頭は六本木ヒルズ)。
ストーリー的には、深夜とはいえ東京の都心で車が炎上したり銃撃したりして警官も駆けつけないという荒唐無稽さはありましたが、ある意味、最近の民主党の代表選挙を見越したような、「日本の国ではなく、内部抗争と私服を肥やすことに専念する政治家に対して、国を憂う志士達が立ち上がる」という、まさにタイムリーな内容。正直、ここでクーデターを裏で操作する官僚たちが言うように、駄目な国政・政治家に慣れてしまった日本国民を覚醒させるためには、「俺の空 刑事編」のように既存の勢力に対抗できる力が出てくるか、または革命しかないかもしれない、と考えてしまいます。
ただ、難しいことはともかく、アクション・エンターテインメントとしては日本の映画らしくなく(?)、ストーリーも進行も、面白いのは間違いないと思います。また配役もはまってます。岡田准一が主役となってますが、実際の主役であり、圧倒的な存在感を見せるのは堤真一です。最高のはまり役だと思います。また香川照之も、登場回数は限られてますが、野心を持つ政治家にピッタリです。でも何といっても、岡田の仲間のSPを演じる真木よう子が最高です。あの美貌でドエスなキャラというのが「刺さり」ますし、国会議事堂の議場に仁王立ちする姿は美しすぎます。流れる音楽も印象的です。
敢えて難点をあげれば、「野望篇」と「革命篇」を両方見ないと完結しないこと、堤真一が演じる尾形係長の動機に(大儀ではなく)私怨が絡むこと、尾形係長と政治家の伊達の関係が最後まで明確にならないこと(それらしい場面はあるが)、等ですが、それでも日本のエンターテインメントとして見る価値ありだと思います。
全て光
2枚組ですが、1枚は20thのLIVEバージョン。行った人も行ってない人も、聴きごたえのある作品です。特にブギーバック with HALCALI+SDPバージョンは必聴。このアルバムでしか聴けません。
2枚目はレディースとのコラボバージョン。全曲、捨て曲ナシの内容です。T1SSがアレンジするとこうなるんだ!とはっとさせられます。何度も聴けるアルバムです。
サマータイムマシン・ブルース [VHS]
2001年初演、劇団ヨーロッパ企画の同名戯曲の映画化。
ある日、大学のSF研究会の部室に「タイムマシン」が突如出現!!
しかし、思いついたタイムマシンの用途は、壊れたクーラーのリモコンを昨日から持ってくることだけ。
それでも過去を変えたら、自分たちも消滅する?というタイムパラドックスを阻止するため、大奮闘。
未来や大昔にトラベルするのではなくて、SF研+写真部の数人の登場人物が、
昨日と今日の部室を行ったり来たりするだけ(+α)というごく限られた内容の「タイムトラベル」もの。
「クーラーのリモコン」がたどる時間軸の説明が、非常にクリアー。結局歴史は変えられない?
おおげさな内容ではなく、ごく身近なエピソードだけで、十分SFしているところが非常に面白いです。
いろいろと張られた伏線も効いており、脚本が良くできています。
また、数々の小ネタも登場し楽しめます。(そのなかでも「ビダルサスーン」の印象が強烈。)
原作の演劇もDVD化されており、映画で描かれた部室の外の出来事が、舞台ではどう処理されていたかなど、観比べるのも一興です。
よく言われように、大掛かりな仕掛けや費用がなくても、脚本が面白ければ面白い映画(あるいはSF)が創れることの一例です。
SP 革命前日 [DVD]
テレビでも観たけど伏線として面白い、
革命編と同時に観る事をお勧めします。
現実に起こっても良いぐらい政治が腐敗してる現実に
テロに賛成できないが国民がリアクション起こしても良いかな。
賛否両論だが私はこの革命を支持できる。