原発のない世界へ
小出先生の優れた専門性と
「ミツバチの羽音と地球の回転」の
鎌仲ひとみ監督の言葉と投げかけがマッチし、
とても深刻な現状を前向きにとらえることができる本です。
原発問題を歴史を含め理解したい人、
悲観や絶望から立ち直りたい人に読んでほしいです。
SII 電子辞書 PASORMA ビジネス エンジニアモデル SR-G9003 エンジニア向け専門書収録
学生からビジネスマンや翻訳のプロに至るまで、大抵の場合はこれ一台で事足りるのではないでしょうか?
あまりに多機能で詳しく解説すると語り尽くせないので、以下個人的に特に良かった点と気になった点のみ述べます。
良かった点は、なんといってもPASORAMA機能です。PC上で本格的な電子辞書が使えると言うのがこれほど便利だとは思いませんでした。
高速入力やコピー&ペーストが出来るし、画面も広く見やすい分、電子辞書単体だけで使うより圧倒的に効率が良いです。
また複数辞書一括検索&インクリメンタルサーチなどのおかげで、ネット検索するよりも遙かに早く正確な情報を得られます。
PASORAMAソフトウェアも以前よりバージョンアップされ、さらに便利に快適になっています。(インターフェイスやレスポンス、ミニ辞書モードにネット検索など)
これであともう少しカスタマイズ性が高ければ完璧、今後のバージョンアップにも期待したい所です。
他に感動した点はキーの打ち心地です。上質なパンタグラフ式キーで大きさやレイアウトも抜群。
店頭で他の製品も一通り試し打ちをしてみましたが、やはりSIIのカイテキー搭載モデルが一番打ちやすく打鍵感も良かったです。
次に気になった点ですが、まずレスポンス、起動時間は蓋を開けて2秒ほどなので合格点、しかし入力や検索の際に若干のもたつき(0.5〜2秒)を感じる時があります。
入力速度が速すぎると入力文字の取りこぼしもよく起こります。特に起動直後の最初の検索の時に顕著。
おそらく検索項目が多い事による処理落ちと思われますが、毎回もたつくわけではないので気にならない人は気にならないレベルかと思います。
それと液晶に関してですがバックライトがないので、逆光や暗い場所などではやや見づらいのが難点。
液晶自体は5.2インチで解像度640x480ドットと大きく、コントラストも高くて見やすいので非常に惜しいです。
後は強いて言うなら、現状では追加のコンテンツカードのラインナップが少し物足りないですね。
まぁ本機だけでも充分すぎるほどのコンテンツが搭載されていますし、オリジナルの辞書やドリルを自作できる機能(PCと専用ソフトが必要)もあるので特に不自由はありません。
多少の不満点はあるものの、それほど大した問題ではないので、英語特化の電子辞書でPC上でも利用したいという人に、自信を持っておすすめできる製品です。
ちなみに大学生協モデルのSL903XRは本機と全く同じ物なので、購入できる立場の人ならそちらを利用した方がお買い得です。
CD-専門用語対訳集 機械・工学17万語 英和/和英
英語論文を読む為に購入しました。今までは本になった専門用語辞書を用いていたので、CD-ROM辞書にしてから、論文を読むスピードがとても上がりました。EPWING版のジーニアスなどの一般的な英和辞書もインストールして串刺し検索を行うと、一般的な辞書に載っている意味と専門用語としての意味が両方確認できることもあり、とても使いやすいです。唯一改善して欲しい点は、英語から日本語(またはその逆)と出典(JISなど)しか掲載されていないこと。容量と価格の点から難しいのかもしれませんが、もう少し解説を載せて欲しいです。
自分と子どもを放射能から守るには(日本語版特別編集)
原発事故由来の放射能汚染地域で培った知識をシェアしてくださっています。
民間の人々を被曝から守り健康を維持するための活動をしてきた研究所の方の本ですので、
「正しい放射能とのつき合い方」を知る第一歩にふさわしい本だと思います。
薄くて軽くてカラフルなのもよいです。イラストもたくさんでわかりやすい。
この本が日本で出版されたことは残念でなりませんが、事故が起きたからには
しっかり対応しないとなりません。
放射能は五感で感知できないので、正しい知識は必須です。
放射能対策あきらめないで、自分と大切な人をしっかり守りましょう。
裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす
原発事故により「緊急時避難区域」に指定された福島県の川内町に今も住む著者。事故前、事故後の福島の様子が、福島に住む本人の目線から客観的にかかれています。事故後、反原発の立場でいる私ですが、注意しているつもりでも、自分が未だにマスコミや、自分で調べた訳でもない事実らしきものを鵜呑みにしているんだ、ということに気づかされます。まさに、「事件は現場で起こってるんだ」です。ニュースやツイッターのタイムラインには書かれていない福島のことが書かれています。自分自身で調べ、学び、考えてゆくことが、自分を守るすべである、そう思いました。